画像生成AI、Stable Diffusionで使用できるフォトリアル系モデル、「BRA V5」を紹介します。
BRA V5とは
BanKaiさんが制作するモデルであるBRA(Beautiful Realistic Asians)シリーズの最新バージョンになります。
極東女性の出力が得意で、日本人らしい女性をAI生成したい方におすすめのモデルです。
BanKaiさんはモデルのバージョンアップにも熱心で、現在もBRA V6の制作に向けて協力を呼び掛けているようです↓

また、現状は特に制限無く商用利用可能なモデルとなっています。
BRA V5のダウンロード・インストールについて
- 1BRAの公開ページ
BRA V5はcivitaiで公開されています。
- 2Downloadをクリック
ページにアクセスしたら、「Download」をクリックします。
- 3モデルのインストール
ダウンロードしたファイルは「webui」→「models」→「Stable-diffusion」フォルダに保存します。
モデルの保存について詳しく知りたい方は↓の記事が参考になります。
BRA V5の設定・プロンプトについて
作例や、画像生成していく中で見つけたおすすめ設定を紹介していきます。
CFGスケールについて
CFGスケールは4~7くらいで低めの値がおすすめです。
ネガティブプロンプトについて
worst qualityだけのシンプルなプロンプトでも綺麗な画像が生成されます。
BRA V5のサンプル画像
↑の設定を踏まえて、CFGスケールを4と7で生成し比較してみました。
プロンプトは全て固定しています。
(8k, best quality, masterpiece, ultra highres:1.2) Photo of Pretty Japanese Named Yuki (detailed_face), white shirt
(worst quality:2.0)






やっぱり、CFGスケールは低めの方が良さそうですね。
ただ、この結果はシンプルなプロンプトで試しただけなので、プロンプトによって結果は左右されそうです。
フォトリアル系にありがちなフィルムグレインやビネットは掛からないので、グラビアで扱いやすいかな。
その他、学習されたパターンが多いのか色々な顔立ちの女性が出力できるのも特徴ですね。
AI画像生成は余裕を持ったストレージ容量がおすすめ
AI画像生成では思った画像が生成できないことが多々あるので、テスト用の画像を沢山生成します。
また、モデルデータも数GBのデータ容量なのでデータ保存先となるストレージは大容量のHDDやSSDがおすすめです。
容量を求めるならHDD、読み込み/書き込みスピードもある程度欲しい場合はSSDを選択しましょう。
(SSDの方がスピードと静音性(無音です)に優れます)
AI画像生成のスピードはグラボが重要
Stable Diffusionでは一枚の画像生成に数十秒の時間を要します。
また、生成したい画像を一発で生成することは出来ないのでトライ&エラーを繰り返すことになります。
そうなんです。一枚の画像を作成するのに思った以上に時間がかかるのです。
だったら画像生成スピードを上げてしまえばいいんです!
画像生成スピードに一番影響するのはグラフィックボードです。
スピードだけ求めるなら発売されている一番のグラフィックボードを選べば良いのですが、非常に高価なので、ここではコスパに優れるモデルも合わせて紹介します。
まとめ
今回は、Stable Diffusionのモデル「BRA V5」を紹介しました。
いつもとは違った顔立ちの女性を生成したい方におすすめ出来るリアルなモデルでした。
BRA V6も楽しみだねぇ。
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