画像生成AI、Stable Diffusionで使用できるフォトリアル系モデル、「BRA V6」を紹介します。
BRA V6とは
BanKaiさんが制作するモデルであるBRA(Beautiful Realistic Asians)シリーズの最新バージョンになります。
基本的な特徴は今までのBRAと変わりませんが、今回のV6では何が変わったのか確認していきましょう。
前バージョンとなるBRA V5については↓の記事で紹介しています。
BRA V6のダウンロード・インストールについて
BRA V6はHugging FaceとCivitaiで公開されています。
Civitaiではサンプルのプロンプトも確認できるので、一度確認してみることをおすすめします。
- 1BRAの公開ページ
- 2Downloadをクリック
モデルのページにアクセスしたら、「download」をクリックします。
- 3モデルのインストール
ダウンロードしたファイルは「webui」→「models」→「Stable-diffusion」フォルダに保存します。
モデルの保存について詳しく知りたい方は↓の記事が参考になります。
- 1BRAの公開ページ
23/7/9からCivitaiでも公開が始まりました。
- 2Downloadをクリック
ページにアクセスしたら、「Download」をクリックします。
- 3モデルのインストール
ダウンロードしたファイルは「webui」→「models」→「Stable-diffusion」フォルダに保存します。
BRA V6のサンプル画像
BRA V5の設定をベースに生成してみました。
最初のプロンプトは↓を使用しました。
(Best quality, 8k, 32k, Masterpiece, UHD:1.2),Photo of Pretty Japanese woman, face focus,
(worst quality:2.0)
何回かトライした中で、以下の調整を行いました。
- サンプリングステップは少し上げて24
- CFGスケールは少し低めの5
- サンプラーはリアル系に強いいつものDPM++ SDE Karras



レベル高いですね!
シンプルなプロンプトでもこれですよ。
プロンプトで「Japanese」と指定していたので、ためしにカットしてみました。



すこーし雰囲気が変わりましたけど、Japanese無しでも問題無く感じますね。
何度かテストしている中で気付いてしまいました。
そうなんです、V6からNSFW寄りのモデルになっているんです。
服を指定しないと肌色ばかりの画像が生成されます。
弱点に感じたのは、手ですね。
これは前バージョンから変わっていない印象でした。
AI画像生成は余裕を持ったストレージ容量がおすすめ
AI画像生成では思った画像が生成できないことが多々あるので、テスト用の画像を沢山生成します。
また、モデルデータも数GBのデータ容量なのでデータ保存先となるストレージは大容量のHDDやSSDがおすすめです。
容量を求めるならHDD、読み込み/書き込みスピードもある程度欲しい場合はSSDを選択しましょう。
(SSDの方がスピードと静音性(無音です)に優れます)
AI画像生成のスピードはグラボが重要
Stable Diffusionでは一枚の画像生成に数十秒の時間を要します。
また、生成したい画像を一発で生成することは出来ないのでトライ&エラーを繰り返すことになります。
そうなんです。一枚の画像を作成するのに思った以上に時間がかかるのです。
だったら画像生成スピードを上げてしまえばいいんです!
画像生成スピードに一番影響するのはグラフィックボードです。
スピードだけ求めるなら発売されている一番のグラフィックボードを選べば良いのですが、非常に高価なので、ここではコスパに優れるモデルも合わせて紹介します。
まとめ
今回は、Stable Diffusionのモデル「BRA V6」を紹介しました。
期待を裏切らない完成度で、今後も期待されるモデルでした。
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