画像生成AI、Stable Diffusionで使用できるフォトリアル系モデル、「epiCRealism」を紹介します。
epiCRealismとは
epiCRealismはリアルな欧米人の生成が得意なモデルです。
モデル名の通りコントラストの高い、映画のワンシーンのような画像が生成できます。
現状は商用利用可能なモデルとなっています。
といっても、アジア人女性を生成したいですよね?
そんな方には↓の記事が参考になります。
epiCRealismのダウンロード・インストールについて
- 1
- 2Downloadをクリック
ページにアクセスしたら、「Download」をクリックします。
- 3モデルのインストール
ダウンロードしたファイルは「webui」→「models」→「Stable-diffusion」フォルダーに保存します。
モデルの保存について詳しく知りたい方は↓の記事が参考になります。
epiCRealismの設定・プロンプトについて
よく使われるプロンプトについて
↓にあるような良く使われる高画質系のプロンプトは、効果がほとんど無いので非推奨です。
- masterpiece
- best quality
- 8k
- intricate
- high detail
- (extremely detailed face)
- (extremely detailed hands)
- (extremely detailed hair)
その他シンプルなプロンプトが推奨されています。
ネガティブプロンプトについて
シンプルなネガティブプロンプトや、embeddingsを推奨しています。
おすすめされているembeddingsは「EpiCRealism – Embeddings」です。

epiCRealism使うならインストールしておきましょ。
その他の推奨ネガティブプロンプトは以下の通りです。
cartoon, painting, illustration, (worst quality, low quality, normal quality:2)
CFGスケールについて
推奨CFGスケール値は低めの5とされています。
epiCRealismのサンプル画像
↑の設定を踏まえて、画像生成してみました。
使用したプロンプトは以下の通りです。
photo of a beautiful woman looking into camera, blonde hair, half body portrait, in the park,
ネガティブプロンプトは↓こんな感じ。
asian, chinese, busty, teeth, (epiCNegative:0.9), cartoon, painting, illustration, (worst quality, low quality, normal quality:2)
その他の設定は以下の通りです。
幅高さ | 512*768 |
CFGスケール | 5 |
サンプラー | DPM++ SDE Karras |
サンプリングステップ数 | 28 |
VAE | vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckpt |
彩度が低かったのでVAEも当ててみました。



いかがでしょうか?
めっちゃリアルなブロンド女性が生成されましたねぇ。
ネガティブプロンプトでアジア系が設定されていたので、カットしてテストしてみました。



うーん、アジア女性には見えないですね。
少し輪郭が丸くなっている印象くらいなので、アジア系のネガティブプロンプトは好みで良いと思います。
AI画像生成は余裕を持ったストレージ容量がおすすめ
AI画像生成では思った画像が生成できないことが多々あるので、テスト用の画像を沢山生成します。
また、モデルデータも数GBのデータ容量なのでデータ保存先となるストレージは大容量のHDDやSSDがおすすめです。
容量を求めるならHDD、読み込み/書き込みスピードもある程度欲しい場合はSSDを選択しましょう。
(SSDの方がスピードと静音性(無音です)に優れます)
おすすめテレワーク・デスクワークグッズ
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作業効率の他、QOL爆上がりの商品を紹介していくから是非チェックしてね!
まとめ
今回は、Stable Diffusionのモデル「epiCRealism」を紹介しました。
リアルな欧米人を生成してみたい方は一度試してみて下さい。
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