モニタースピーカーのおすすめ【高コスパモデル中心】 | IT技術者のDTM奮闘記
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モニタースピーカーのおすすめ【高コスパモデル中心】

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はじめに

モニタースピーカーの用途から、
モニタースピーカーを選ぶポイントの紹介、
初めて購入される方向けの記事になっています。

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モニタースピーカーの用途

モニタースピーカーの画像

個人向けモニタースピーカーの用途は、ズバリDTM用です。
個人向け以外では、スタジオやライブ(コンサート)会場用の大型のスピーカーがあります。

リスリング用スピーカーとの大きな違いは、周波数特性がフラットな点です。
(低域から高域までバランス良く聞こえるスピーカーです)

例えば低域が強く出力されるスピーカーで作曲、ミックスすると、
出来上がる曲も低音が強くバランスの悪い曲になってしまう可能性があります。
こういった問題を解決するのがモニタースピーカーです。

選び方

モニタースピーカーの画像2

駆動方式

スピーカーはパッシブ、アクティブの2つに分けられます。
パッシブ:別途アンプが必要でアンプ側で出力(音量)を調整する、安価
アクティブ:スピーカーにアンプが搭載されている為アンプは必要無い、高価
上記の特徴があります。
パッシブタイプは沢山のスピーカーを接続する場合にコスト面や配線、コントロール面で有利になります。
但しスピーカーに合ったアンプを用意する必要がある為、知識が必要です。

アクティブタイプはスピーカーにアンプが搭載されいるので、アンプとのマッチングについて心配は要りません。
DTM用としてスピーカーを用意する場合はアクティブスピーカーを選ぶ事が多くなります。
(というよりパッシブ使っている人を知りません)
また、販売されている小型モニタースピーカーはほとんどがアクティブタイプです。

出力

20W~70Wくらいから選ぶことになります。
ただ70Wをフルパワーで鳴らすことはありません、あまりに音が大きすぎます。
比較的近距離に置くことになるので20W程度でも十分な出力です。
ただ出力が低いモデルはスピーカーユニットが小さくなる傾向です。
ユニットが小さくなると低域に弱く、低音が潰れやすくなります。

サイズ

机の上に置く、スピーカースタンドの上に置く、どちらかになりますが
どちらも設置スペースを考えて選択します。
但し大きさは出力に依存します。
なのでサイズは最大値(設置可能サイズ)以下のモデルから選択すれば問題ありません。

まとめると
30W程度が扱いやすい。
アクティブタイプのモニタースピーカーを探しましょう。

おすすめモデル

圧倒的高コスパ

MACKIE CR3

CR Series Multimedia Monitors - Mackie Japan
Creative Reference? CR Series Multimedia Monitors deliver studio-quality design and Bluetooth music streaming ideal for ...

出力:28Wrms(ピーク50W)
音圧:97dB
サイズ:208mm(高) 140mm(幅) 158mm(奥行)
周波数特性:70Hz – 20kHz(-10dB)

1万円前半で買えるモニタースピーカーです。
私も現在愛用しています。
同じシリーズにCR4がありますが、数字部分はユニットの大きさを表しており、それぞれ3インチ4インチとなっています。
また、CR4はCR3よりも一回り大きいです。

MACKIEは低域が大きく聞こえるという弱点があります。
この弱点は一手間加えることで、改善することが可能です。
改善方法については『MACKIE CR3 マッキーモニタースピーカーレビュー』を参照下さい。

出力低めに見えますが、最大97dBと十分です。
耳から1mくらいの位置で使用していますが、ボリュームは10段階で云うと4以下で使用しています。

高コスパ

YAMAHA MSP5

ヤマハ | MSP STUDIO Series - スピーカー - 概要
ニアフィールドモニターに求められる原音に忠実な再生能力を徹底的に追求したプロフェッショナルクオリティのフラッグシップスタジオモニター。

出力:60W
音圧:101dB
サイズ:279mm(高) 179mm(幅) 208mm(奥行)
周波数特性:50Hz – 40kHz(-10dB)

5万円くらいのモデルですが、音質面はMACKIEよりも優れています。
MACKIEを購入する前はこのモデルを使用していました。
ユニット(コーン)が5インチあるので低域も聞き易く、全域でフラットに聞こえます。
アンプの出力が大きいので、こちらもボリュームはあまり上げる事はありませんでした。

初めてスピーカーを買う方には、このモデルをおすすめします。
何故なら、初めての場合は音を聞いたときに低域が少し強い等の、癖を掴むことが出来ないからです。
初めてだからこそ、音質面で優れたモデルをおすすめします。

高音質

EVE AUDIO SC205

EVE Audio SC205 - Compact 100W 2-way 5'' Studio Monitor with AMT Tweeter & DSP Control
Active nearfield studio monitor with 5'' SilverCone honeycomb-structured woofer, AMT RS1 ribbon tweeter, DSP control, 2x...

出力:100W
音圧:101dB
サイズ:275mm(高) 175mm(幅) 233mm(奥行)
周波数特性:53Hz – 21kHz(-3dB)

ペアとなると10万円ぐらいになりますが、音質面ではEVE AUDIOのスピーカーをおすすめします。
型番の通り5インチユニットを搭載しています。
EVE AUDIO最大の特徴は、スピーカー上部の網が付いている部分、リボンツイーターです。
リボンツイーター共通の特徴として、高域特性に優れ、特性自体もフラットな点です。
モニタースピーカーにはもってこいですが、高価になってしまいます。
予算に余裕がある方にはEVE AUDIOのモデルをおすすめします。

最後に

モニタースピーカーの選び方について紹介しました。
スピーカーは設置方法や、部屋の反響による影響を受けるので
ヘッドフォンの次に選択することをおすすめします。

モニタースピーカーを設置する際に重宝するスピーカースタンドについては『スピーカースタンドのおすすめモデル紹介』が参考になります。

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