機材レビュー

MACKIE CR3 マッキーモニタースピーカーレビュー【低音対策にスポンジ!?】

機材レビュー
スポンサーリンク
はじめに

この記事ではMACKIE CR3 のレビューから、
気になる点の改善まで紹介していきます。

スポンサーリンク

特徴

基本スペック

MACKIE CR3

CR Series Multimedia Monitors - Mackie Japan
Creative Reference? CR Series Multimedia Monitors deliver studio-quality design and Bluetooth music streaming ideal for multimedia creation and entertainment.

出力:28Wrms(ピーク50W)
音圧:97dB
サイズ:208mm(高) 140mm(幅) 158mm(奥行)
周波数特性:70Hz – 20kHz(-10dB)
メインユニット:3インチ
ツィーター:0.75インチ

MACKIE CR3は価格は1万円ちょっとで購入できるモニタースピーカーです。
ちょっと特殊なスピーカーで、左右ペアでのみ販売されています。

1つはアンプを搭載したアクティブスピーカー、
もう1つはアンプ無しのパッシブスピーカーとなっています。

通常はそれぞれアンプを搭載したアクティブスピーカーで販売されているところを、
アクティブとパッシブをセットにしてコストカットしているようです。

見た目は黒を基本に緑の差し色が入っています。
私は好きですが、黒一色のモデルも多いので好みは分かれるかと思います。

配線

MACKIE CR3背面画像
アクティブスピーカー背面

MACKIEのアクティブスピーカーとパッシブスピーカーは付属のスピーカーケーブルで接続します。
オーディオインターフェイスからは背面のTRS(フォーン)ジャックもしくはRCAジャックに接続します。

前面にはAUXインプットが備わっているのでスマホに入っている音源等、接続すればスピーカーから出力可能です。
またヘッドフォンアウトがあるので、オーディオインターフェイス以外にもヘッドフォンでモニターすることが可能です。

操作面

MACKIE CR3前面画像
アクティブスピーカー前面

電源スイッチは裏面に配置されています。
メインの電源スイッチは前面のボリュームと同一になっていて、
ボリュームを0の位置にすると電源OFFに、
ボリュームを0から上げると音量が上がると共に電源ONとなります。
ちなみに電源ONするとボリューム周りが点灯します。

CR3は電源ONでボリューム周りが緑色で転倒します
電源ONでボリューム周りが点灯

音質面

3インチユニットなので、低域の再生は綺麗とは云えません。
中、高域は癖が無くモニタースピーカーとして十分な音質と感じます。
高域が耳に痛いということも有りません。

ただ、低音が強く出力されます。
(DAWのアナライザーと比べると低音が強く出ているように感じます)
上記ポイントがこのモデルの弱点と云えます。

MACKIE CR3の改善

低音が強いこのスピーカーを改善する方法を紹介します。

MACKIE CRモデルはバフレス型といった方式で低音を増幅しています。
背面にポート(穴)があるので、この穴を塞ぐことで低音を少し弱めることが可能です。

私は家にちょうどあった激落ち君を使っています。
この激落ち君、マッキーのリアポートの大きさにぴったりなんです。

このスポンジをズボっと突っ込むだけです。

CR3のリアポートにスポンジを挿入する
リアポートにスポンジを入れる

音を確認すると、少し低音が弱くなることを感じます。
簡単に実践可能なので、マッキーの低音が気になる方は試してみて下さい。

最後に

今回は私の愛用しているMACKIE CR3を紹介しました。
モニタースピーカーとしては格安かつ、
十分な音質なので検討中の方はお店等での視聴をおすすめします。

必見
Xfer Records OTTの使い方【無料マルチバンドコンプレッサー】EDMで必須!
シンセサイザープラグイン「SERUM」で有名なXfer Recordsから無料で提供されている マルチバンドコンプレッサープラグイン『OTT』の使い方を紹介します。
必見
iZotope Vinyl インストールから使い方紹介【手軽にビンテージサウンド作れる】リニューアル版無料配布中!
iZotopeから無料で配布されている、Vinylのインストールから簡単な使い方まで紹介します。
お得
PluginBoutiqueでの買い方、購入方法について【プラグイン購入先のおすすめ】
今回はPluginBoutiqueの使い方について紹介します。 PluginBoutiqueでは様々なメーカーのプラグインを扱っていて、クーポン等を使用し、お得に購入することが可能です。
おすすめ
IK Multimedia MODO DRUM【モデリングドラム音源】レビュー
IK Multimediaからリリースされているモデリング生ドラム音源、MODO DRUMのレビューです。
おすすめ
IK Multimedia MODO BASS 【定番生ベース音源】レビュー
リアル系ベース音源の定番となった、IK Multimedia MODO BASSのレビューです。
おすすめ
IK Multimedia T-Racks 5 ONE【お手軽マスタリングプラグイン】レビュー
T-Racks 5 に含まれるマスタリングプラグイン『ONE』のレビュー、及び簡単な使い方を紹介します。
注目
Xfer Records SERUM【EDM定番シンセサイザー】レビュー
Xfer Records のウェーブテーブルシンセサイザープラグインSERUMのレビューです。 レビューの他、簡単な使い方を紹介します。
新着
ケロケロボイスの作り方、背景にカエルとmelodyne
ケロケロボイス(ロボットボイス)の作り方とコツ
ケロケロボイス(ロボットボイスとも呼ばれる)の仕組みと作り方を解説します。
注目
意外と簡単!?トランスの作り方
いくつかのポイントを押さえるだけでTramceを簡単に作れるようになります。
注目
PsyTranceの作り方
Psy Trance【サイケデリックトランス】の作り方
Tranceの派生ジャンルである、Psy Trance(サイトランス)、Psychedelic Trance(サイケデリックトランス)の基本的な作り方を解説します。
注目
トランスで使用されるアルペジオリードの作り方【簡単に作成可能】
トランス(Trance)で多用されるアルペジオリードの作り方を紹介します。
必見
初めて作曲するジャンルで実践したこと
どんなことをすれば新しいジャンルを習得できるのか? または新ジャンルにチャレンジしたい方に、 参考になる記事を作成しました。
必見
キックが重要!4つ打ちとは ~基本リズムパターン~
ダンスミュージックでは王道となる4つ打ちの作り方を紹介します。
必見
作曲の仕方紹介・アプローチ方法
作曲したいけど何から始めれば良いのか解らない。 作曲を始めたけど、完成出来ない。 そんな悩みを解決できるよう、作曲のアプローチについて紹介します。
必見
サイドチェインダッキングのやり方
ベースとキックが被ってしまう・・・ ボーカルに深いリバーブを使うと濁ってしまう・・・ そんな悩みを解決する記事になっています。
必見
サイドチェインコンプのアイキャッチ画像、鎖の写真
サイドチェインコンプを使ったサウンドメイキングについて
DAWのプラグインの多くはサイドチェインに対応しています。 今回はサイドチェインコンプレッサーを使ったテクニックやサウンドメイキングを紹介します。
必見
ボーカルミックス手順について
これからボーカルミックスにチャレンジする方、 やってみたいけど、どんな手順で実施しているのか解らない方向けに 記事を作成しています。
必見
ダブリングとは【ボーカルトラックテクニック】
DTMで頻繁に使われるダブリングについて解説していきます。 今回はボーカル(コーラス)トラックにiZotope Nectarを使ってダブリングします。

Comment

タイトルとURLをコピーしました