この記事ではMACKIE CR3 のレビューから、
気になる点の改善まで紹介していきます。
特徴
基本スペック
MACKIE CR3
出力:28Wrms(ピーク50W)
音圧:97dB
サイズ:208mm(高) 140mm(幅) 158mm(奥行)
周波数特性:70Hz – 20kHz(-10dB)
メインユニット:3インチ
ツィーター:0.75インチ
MACKIE CR3は価格は1万円ちょっとで購入できるモニタースピーカーです。
ちょっと特殊なスピーカーで、左右ペアでのみ販売されています。
1つはアンプを搭載したアクティブスピーカー、
もう1つはアンプ無しのパッシブスピーカーとなっています。
通常はそれぞれアンプを搭載したアクティブスピーカーで販売されているところを、
アクティブとパッシブをセットにしてコストカットしているようです。
見た目は黒を基本に緑の差し色が入っています。
私は好きですが、黒一色のモデルも多いので好みは分かれるかと思います。
配線
![MACKIE CR3背面画像](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/07/00_back.jpg)
MACKIEのアクティブスピーカーとパッシブスピーカーは付属のスピーカーケーブルで接続します。
オーディオインターフェイスからは背面のTRS(フォーン)ジャックもしくはRCAジャックに接続します。
前面にはAUXインプットが備わっているのでスマホに入っている音源等、接続すればスピーカーから出力可能です。
またヘッドフォンアウトがあるので、オーディオインターフェイス以外にもヘッドフォンでモニターすることが可能です。
操作面
![MACKIE CR3前面画像](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/07/01_froff.jpg)
電源スイッチは裏面に配置されています。
メインの電源スイッチは前面のボリュームと同一になっていて、
ボリュームを0の位置にすると電源OFFに、
ボリュームを0から上げると音量が上がると共に電源ONとなります。
ちなみに電源ONするとボリューム周りが点灯します。
![CR3は電源ONでボリューム周りが緑色で転倒します](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/07/02_fron.jpg)
音質面
3インチユニットなので、低域の再生は綺麗とは云えません。
中、高域は癖が無くモニタースピーカーとして十分な音質と感じます。
高域が耳に痛いということも有りません。
ただ、低音が強く出力されます。
(DAWのアナライザーと比べると低音が強く出ているように感じます)
上記ポイントがこのモデルの弱点と云えます。
MACKIE CR3の改善
低音が強いこのスピーカーを改善する方法を紹介します。
MACKIE CRモデルはバフレス型といった方式で低音を増幅しています。
背面にポート(穴)があるので、この穴を塞ぐことで低音を少し弱めることが可能です。
私は家にちょうどあった激落ち君を使っています。
この激落ち君、マッキーのリアポートの大きさにぴったりなんです。
このスポンジをズボっと突っ込むだけです。
![CR3のリアポートにスポンジを挿入する](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/07/03_rrsp.jpg)
音を確認すると、少し低音が弱くなることを感じます。
簡単に実践可能なので、マッキーの低音が気になる方は試してみて下さい。
最後に
今回は私の愛用しているMACKIE CR3を紹介しました。
モニタースピーカーとしては格安かつ、
十分な音質なので検討中の方はお店等での視聴をおすすめします。
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