NZXT H9 Flowをレビュー【シームレスガラス採用で、ばえるPCケース】

NZXT H9 Flow開封レビューのアイキャッチ画像

はじめに

この記事はNZXTのPCケースH9 Flowの開封レビューになります。

白いアイテムを探している中で、折角なら見栄えの良いPCを探していたら、最適なPCケースが販売されたので開封レビューしていきます。

この記事で理解できること
  • NZXT H9 Flowの構造
  • NZXT H9 Flowの気になる点

はじめに総合評価をお伝えします。

NZXT H9 Flow
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • シームレスガラスパネルが綺麗
  • フレーム全体が白い
  • パネルが脱着できPCが組みやすい
  • NZXTのケースとしては安価
デメリット
  • ガラスパネルの合わせ面の隙間が気になる
  • 付属ファンはLED非搭載
目次

NZXT H9 Flowの基本スペック

対応マザーボード ATX、microATX、Mini-ITX
対応電源 ATX
対応グラフィックボード 最大435mm
対応CPUクーラー 全高165mm

ドライブベイ 内部3.5/2.5インチ共用×2、内部2.5インチ×4
付属ファン 120mmファン×4(F120Q Case Version)
サイズ 290(W)×495(H)×446(D) mm
重量 12.1kg

搭載可能ラジエータ
上面:360/280/240/140/120mm
側面:360/240/120mm
背面:120mm
底面:360/280/240/140/120mm

搭載可能ファン
上面:140mm×2/120mm×3
側面:120mm×3
背面:120mm×1
底面:140mm×2/120mm×3

NZXT公式サイト

NZXT H9 Flowの外観

外箱

段ボールに本体イメージが印刷されている

本体イメージが印刷されています。
ケース自体が重く、大きいので箱から出すのが大変です。

段ボール自体を切るか、上下どちらかを開けてスライドして出すことをおすすめします。

付属品

取説は白色、
付属品は段ボール箱に収められている
取説(左)と付属品箱(右)
タイラップの他、各種固定ネジが付属している
付属品箱の中身
  • 取説
  • 結束バンド
  • 各種固定ネジ

以上が付属していました。

本体

前面パネル

2/3はガラスその他はスチールパネルになっている
NZXTロゴがうっすらとレーザー刻印されている
NZXTロゴ

デュアルチャンバー構造で、左側がガラス、右側がスチールパネルになっています。

下側にはガラス面にNZXTと刻印されています。
恐らくレーザー彫刻と思われます。

さりげないNZXTロゴがおしゃれ!

左サイドパネル

全面ガラスパネルになっている

左側面は前面ガラスパネルになっています。
後面上のビスを手で回すとパネルを外すことが可能です。

中は全て白色のパーツで構成されている
左サイドパネルを取り外した状態
マザーボードの隣にファンを取り付けることが可能
サイドファン

一番の特徴はサイドファンでしょうか。
この部分にはファンの他、ラジエーターの搭載も可能です。

後方のファンは一般的なPCケースと同じ
リアファン

後ろ側には120mmのファン及びラジエーターの搭載が可能です。

下側にもファンとラジエーターが搭載可能です。
これはデュアルチャンバー構造の特徴ですね。

マザーボードから天面までは約6cm確保されている
天面からマザーボード端までの距離

天面にラジエーターを搭載する場合、メモリーの高さが気になりますが、天面パネルからマザーボードの上面まで約6cmあります。

背の高いメモリーも不安なく使用可能です。

太い電源ケーブルはケーブルバーで隠すことが可能
ケーブルバー

NZXTのケースでは定番となるケーブルバーは外すことも可能ですが、スペースは十分あるので外す必要は無いかと思います。

ボトムパネル

ボトムパネルにもダストフィルターが用意されている

4隅の脚には滑り止めラバーが貼られています。

ダストフィルターは勿論取り外し可能です。
左側面側に取り出すので、PCを壁に這わせても掃除は簡単ですね。

ダストフィルターは左側面から引き抜く

トップパネル

2/3はパンチングメッシュ加工がはいっている
トップパネル
電源スイッチも白色
I/O IF

Flowモデルはトップパネルがメッシュパネルになっています。

右側手前にI/Fが集約されています。

  • 電源スイッチ
  • USB TypeA 3.2 Gen1
  • USB TypeA 3.2 Gen1
  • USB TypeC 3.2 Gen2
  • ヘッドセットジャック

パネルを外す場合は後面に指を掛ける部分があるので、上方向に力を掛けると外れます。

トップパネルの後方に外すための指を掛ける位置がある

ダストフィルターは磁石で止まっています。

掃除の際はパネルを外さないとアクセスできないのがマイナスポイントです。

掃除が少し億劫になりそう・・・

トップパネルにダストフィルターが固定されている
トップパネルダストフィルター
ダストフィルターに磁石が埋まっている
ダストフィルターに磁石が埋まっている

ファン、ラジエーターブラケットは外すことが可能なので、取り付けが容易です。

中身はビス以外は全て白色
トップパネルを外した状態
ファンブラケットは取り外し可能
ファン取り付けブラケット

バックパネル

電源は中段に取り付ける

左の大きな穴は電源搭載スペースになります。
隣の小さな穴はマザーのIOパネルです。

拡張スロットは7つとケースが大きい割に一般的な数です。

右サイドパネル

全面がパンチングメッシュになっている
ダストフィルターは全面に配置されているのでかなり大きい
ダストフィルター

全面メッシュパネルが目を惹きますね。
もちろんダストフィルターも取り外しできます。

2.5インチマウントブラケットが中央に配置されている
ファンブラケットは取り外し可能
ファンブラケットは取り外し可能

サイドファンのブラケットは取り外し可能なので、ファンの取り付けが簡単です。

中央にあるパネルは2.5インチマウントブラケットになります。
使わない場合は取り外し可能です。

2.5インチブラケットはヒンジで固定されており、ドライブを搭載する場合は左方向に展開する
2.5インチブラケット
2.5インチブラケットを取り外した状態
2.5インチブラケットは取り外し可能

右側にある小箱は3.5兼2.5インチマウントケースになります。

マウントケースを外してドライブを内部に固定します。

HDDはビスでがっちり固定するので動作音が響きます。

バックパネルにマウントケースが固定されている
ストレージマウントケース
3.5インチマウントケースを取り外した状態
3.5インチマウントケースを取り外した状態
ドライブはネジで固定するだけのシンプルな構造
3.5インチマウントケース

NZXT H9 Flowを触ってみて

NZXT H9 Flowを実際に触ってみて感じたこと、気になることを紹介します。

エッジ部分はバリも無く滑らかに処理されている

金属パネルは滑らかに処理されているので、素手で触ってもケガをする恐れはありません。

流石NZXT! 全体が高品質なケースです

シームレスガラスパネルの隙間が気になる

ガラスパネルの合わせ目は少し隙間がある
ガラスパネルの合わせ目

前面と左サイドパネルの合わせ面は目視で1㎜程度隙間が空いています。
恐らく接触すると振動で音が鳴ってしまうので、少し隙間を空けたのでしょう。

負圧が強い状態では埃が侵入してしまうことが考えられます。

付属のファンはLED非搭載で残念

ファンが4基付属しますが、全てLED非搭載の単なる白いファンです。

このケース購入する人の多くはARGBに対応したファンを搭載すると思うので、LED非搭載なら付属せずに、その分価格を抑えてくれたほうが嬉しいですね。

私はオウルテックのARGBファンに取り替えました。

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裏配線スペースが広く組みやすい

デュアルチャンバー構造なので、横幅が大きいですが、広大な裏配線スペースにより組み立ては簡単ですね。

ケーブルを通すスルーホールも沢山用意されているので、ケーブル露出が少なく見た目もすっきりしたPCが組めます。

最後に|NZXT H9 Flowレビューについて

今回はNZXTのPCケース H9 Flowをレビューしました。

ガラスパネル部分に支柱が無いので内部が見易く、魅せるPCケースに最適な商品でした。

組み立て工程については以下の記事で紹介しています。

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NZXT H9 FlowのレビューについてYouTube動画も投稿しています。合わせてご参考ください。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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