ZOTACのRTX 3060 Tiグラフィックボード ZT-A30610E-10Mのレビューになります。
ZOTAC GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge 基本スペック
CUDAコア 4864
ZOTAC公式サイト
メモリ 8GB GDDR6
メモリバス幅 256bit
GPUクロック 1665MHz
メモリクロック 14Gbps
PCI Express 4.0 16x
出力端子 DisplayPort×3、HDMI2.1×1
推奨電源 650W
消費電力 200W
電源入力 8pin
サイズ 222.1mm×115.6mm×38.2mm
ZOTAC GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge 外装
正面
![大きいファンが2枚配置されている
横222.1mm、縦115.6mm](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/01_fr.jpg)
ケースに収める場合、パネルから222.1mmのクリアランスが必要です。
裏面
![黒いバックプレートが配置される](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/03_bk.jpg)
PCBの裏に金属バックプレートが配置されています。
出力端子
![メッシュパネルにより排気効率が高いです](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/02_jk.jpg)
出力端子は左からDP×3、HDMI×1です。
外箱
![シンプルな外箱、大きいロゴが配置されています](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/04_ob.jpg)
内箱
![内箱は非常にシンプルで黒地にグレーでロゴ](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/05_ib.jpg)
付属品
![付属品はクイックスタートガイドに、ZOTAC製品情報、ステッカー](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/06_etc.jpg)
付属品はクイックスタートガイドに、ZOTAC製品情報、ステッカーです。
ZOTAC GeForce RTX 3060 Ti Twin Edgeのベンチマーク結果
参考までに各ソフトでのベンチマーク結果を紹介します。
以下テスト環境です。
- CPU i7 10700
- GPU RTX 3060 Ti(ZT-A30610E-10M)
- メモリ 32GB
サイバーパンク2077でベンチマーク
サイバーパンク2077のグラフィック設定をレイトレーシングウルトラ、ウルトラそれぞれの計測を実施しました。
計測といっても、FPSを目視した値なので参考値です。
![レイトレーシングウルトラ設定](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/15_grRT.jpg)
![ウルトラ設定](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/16_grNON.jpg)
ウルトラ | レイトレーシング有り | 2560*1440 | 50~70fps 平均50fps |
ウルトラ | レイトレーシング有り | 1920*1080 | 58~80fps 平均60fps |
ウルトラ | レイトレーシング無し | 2560*1440 | 52~73fps 平均53fps |
ウルトラ | レイトレーシング無し | 1920*1080 | 75~90fps 平均83fps |
3DMark Fire Strike
Graphics Scoreは 28891 となりました。
RTX 2080 SUPERが 28600 前後なので、スペック通り同等のスコアが出ますね。
![3dmark fire strikeのベンチマーク結果](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/14_3dmark.jpg)
FF15
以下テスト設定です。
- 画質 高品質
- 解像度 1920×1080
- 表示設定 フルスクリーン
![FF15のベンチマーク結果](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/13_FF15.jpg)
結果はスコア 11304、評価 とても快適でした。
ZOTAC GeForce RTX 3060 Ti Twin Edge に変えてみて
変更前のグラボはGTX760でした。
7年前のグラボから変えたので、スペックは当然上がりましたね。
最初に驚いたのは、大きさです。
全長がかなり短く、電源も8pin2本から8pin1本に減りました。
これなら小さいケースにも収められるので選択肢も増えますね。
![ZOTAC 3060TIとMSI 760との大きさ比較](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2020/12/12_jd.jpg)
ZOTAC社のグラボは初めて購入しましたが、安価な割に品質は高い印象です。
基板もバックプレートで覆われており、ケチっている印象は無いですね。
RTX 3060 TiのスペックはRTX 2080 SUPERと同等ですが、価格がかなり抑えられているので
ミドルスペック帯ではコスパの高い製品になります。
私も考えた結果、コスパ優先でRTX 3060 Tiを選択しました。
ZOTACからは本モデルとオーバークロックモデルが販売されていますが、オーバークロックモデルは誤差レベルのクロックアップなので、通常モデルがおすすめです。
(オーバークロックモデルは30MHzアップしています)
通常モデル
オーバークロックモデル
最後に
今回はZOTAC GeForce RTX 3060 Ti Twin Edgeをレビューしました。
扱いやすいスペックに小さい筐体なので、様々なPCに採用することが可能です。
特にZOTAC製品は安価で他社と比べて高コスパなのでおすすめです。
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