Corsair 4000D Airflow Tempered Glass ミドルタワーPCケース レビュー | IT技術者のDTM奮闘記
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Corsair 4000D Airflow Tempered Glass ミドルタワーPCケース レビュー

corsair 4000D airflowの写真 機材レビュー(PC・ガジェット)

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はじめに

CorsairのミドルタワーPCケース4000シリーズからフロントメッシュパネルモデル、4000D Airflow Tempered Glassのレビューです。

youtubeにもレビュー動画組み立て動画投稿しています。細部が気になる方には動画視聴がおすすめです。

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Corsair 4000シリーズについて

フロントパネルの違いで3モデル展開されています。
各モデル、白黒2色あります。
フロントパネルはスチールパネル、ガラスパネル、そして今回レビューするメッシュパネルの3種類です。

Corsair 4000D Airflow の基本スペック

サイズ 奥行453mm x 幅230mm x 高466mm
対応マザーボード Mini-ITX, Micro-ATX, ATX,E-ATX
対応電源ユニット 最大180mm
対応グラフィックスカード 最大360mm
対応CPUクーラー 最大170mm
拡張スロット数 7+2

3.5 ドライブベイ x 2
2.5 ドライブベイ x 2

I/Oポート USB 3.1 Type-C x 1,USB 3.0 Type-A x 1
I/Oポート オーディオ入出力 3.5mmヘッドセットジャック x 1

付属ケースファン フロント 120mm x 1
付属ケースファン リア 120mm x 1
対応ケースファン フロント 120mm x 3 / 140mm x 2
対応ケースファン トップ 120mm x 2 / 140mm x 2
対応ケースファン リア 120mm x 1

対応ラジエータ フロント 280 / 360mm
対応ラジエータ トップ 240mm
対応ラジエータ リア 120mm

Corsair公式サイト

Corsair 4000D Airflow の外観

フロントパネル

メッシュパネルは手間に引っ張ると外れます。
中には、マグネット式のダストフィルターが装着されています。

フロントメッシュパネルを外した状態
フロントダストフィルターを外した状態

ダストフィルターには補助フレームが無く、大きなフィルター一枚で構成されています。
フィルターが経たってきたり、静圧の強いファンを搭載するとファンに接触する個体が発生しそうです。

フロントダストフィルターは柔らかい繊維で構成されています

トップパネル

天板にもマグネット式のダストフィルターが備わっています。
後方に黄色のベロが付いているので脱着が簡単です。

トップダストフィルターには取り外し用の黄色のベロがついています
トップダストフィルターを外した状態
120mm2つか、140mmファンが2つ搭載できます

インターフェース

トップパネル前方にインターフェイスが集約されています

電源スイッチ、USB Type-A,Cポートがそれぞれ1つ、3.5mmヘッドセットジャック、リセットスイッチがあります。

リアパネル

通常の拡張スロット7つの他、縦置きグラボ用に縦に空いた拡張スロットが2つ備わっています

拡張スロットは7つです。
隣に縦の拡張スロットがありますが、これは縦置きグラボ用のスロットです。

ボトムパネル

下面の4隅に脚があり、滑り止めラバーが貼られています
ボトムダストフィルターは後方にスライドすると外せます

後方にダストフィルターが設置されています。
ダストフィルターは後方にスライドすると外れます。
脱着にはPC後方にスペースが必要になります。

右サイドパネル

右サイドパネルは全モデルスチールパネルです。
裏配線用にケーブルガイドやケーブルをまとめるベルクロも付属しています。

本体右側は裏配線スペースになっています。
実測したところ、裏配線スペースは深さ約25mmでした。

2.5インチドライブはマザーボード裏に二つ設置可能です。
3.5インチドライブは下段ドライブケージ内に2台設置可能です。

ドライブケージは前後2段階の位置調整や、取り外すことが可能です。

ドライブケージを後方に搭載した場合
ドライブケージを前方に搭載した場合

左サイドパネル

左サイドパネルはガラスパネルになっています。ガラスは濃いスモークガラスになっています。
左サイドはシンプルで邪魔な構造物がありません。

ボトムシュラウドの上に2つ配線用のスルーホールが空いています。

ボトムシュラウドの上には配線用スルーホールと、またボトムシュラウドは通気用にメッシュ構造になっています。

マザーボードの右側にも配線用のスルーホールがあります。
こちらは長方形に大きく空いていますが、手前に構造物があるので正面から見ると穴は隠れて見えません。

マザーボードの右側にも縦長のスルーホールが空いています。

付属品

ケーブルまとめ用のベルクロが3つ付属します。
ドライブやマザー固定用ビス、マザーのスペーサー、インシュロックが付属します。

ベルクロ3つ(ケーブルまとめ用)インシュロック、固定ネジ類が付属しています。
(ベルクロはケースにも設置されているため、合計6つになります)

外箱

外箱には型番にモデルのイラストが印刷されています。

Corsair 4000D Airflow でPCを組んでみた感想

全高と奥行は500mm未満で比較的コンパクトなミドルタワーですが、幅が230mmと大きめなので裏配線スペースも十分で組み立て易いケースでした。

エアフロー重視のモデルなので、静音性はあまり望めません。
天板もメッシュパネルなので、ファンの音は気になります。
(ファンの性能に依ります)

3.5インチドライブケージは防振ラバー等は無くビスで直接固定する為、HDDを搭載した場合は「カリカリ」と動作音が目立ちます。
また、2つ搭載した場合はドライブとドライブの間が狭い為、太く硬い電源ケーブルを使用する場合は苦労します。
柔らかいSATA電源ケーブルの使用をおすすめします。

その他気になる点として、フロントダストフィルターのクリアランスです。
フロントダストフィルターは金属では無く柔らかい素材で構成されています。
また、フレームは外周のみで、フィルターが経たってきたり、静圧の高いファンを使用した場合に、フィルターがファンに接触する恐れがあります。
ただ、この辺りは個体差もありますね。
(個人的にクリアランスが少なく不安に感じました)

完成時、見た目は非常にスタイリッシュに仕上がります。
内部が見える左サイド(スモークガラスパネル)には構造物が少なくシンプルです。
マザーボード右側のスルーホールからはマザーボード用電源ケーブルを通すことになりますが、スルーホールは正面から見るとカバーで覆われており、見た目スッキリです。

最後に

今回はCorsairのミドルタワーPCケース4000D Airflowをレビューしました。
非常に組み易くシンプルなケースなので、自作PCにまだ慣れていない方にもおすすめ出来るモデルでした。

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