HUANUOのガススプリング式デュアルモニターアームのレビューになります。
前回紹介したシングルモニターアームと比べてどんな特徴があるのか詳細を確認していきましょう。
初めにファーストインプレッションをお伝えしておきます。
HUANUO ガススプリング式デュアルモニターアームの基本スペック
対応モニター重量 2-9kg
対応モニターサイズ 17-32インチ(参考)
対応VESA規格 75x75mm,100x100mm
固定方式 クランプ、グロメットポール高さ 415mm
アーム最大高 668mm
アーム最大長 568mm(アームを伸ばした状態)スタントサイズ 100mm(幅) x 105mm(奥行)
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展開されている色は黒色の一色です。
HUANUO ガススプリング式デュアルモニターアームの外観
外箱
![段ボールには製品名と本体イメージが黒印刷されている](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/01_box_huanoDMA.jpg)
特に化粧箱は無く、段ボール箱に商品名や本体イメージが印刷されています。
付属品
![モノクロの取説](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/02_set1_huanoDMA.jpg)
![ケーブルガイドなどは全て黒色](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/03_set2_huanoDMA.jpg)
![取り付け部品も、ビスボルトを除くと黒色](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/04_set3_huanoDMA.jpg)
1.取説(日本語対応)
2.ケーブルガイド(3種類)
3.グロメット式固定パーツやビス、クランプ
以上が付属します。
組み立てに必要なツールはアーレンキーとプラスドライバーですが、プラスドライバーが付属しないので用意する必要があります。
机への取り付けについてはグロメット式とクランプ式に対応しています。
この点はどのモニターアームも標準的ですね。
ポール、アーム
![ポールも全て黒色](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/05_pole_huanoDMA.jpg)
ポールの直径は34mm、長さは415mmです。
製品ページの最大高さのイメージが間違っていますが、ポールの一番高いポイントにアームを固定した場合の最大高さは668mmです。
推奨は出来ませんが、アームの取り付けポイントをポール頂点からはみ出して固定することで1cmくらいは稼げます。
(モニターが重い場合は特に注意してください)
![スタンドはかなり小さくマウス2つ程度の大きさ](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/14_stand_huanoDMA.jpg)
![アームも全て黒色](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/06_arm_huanoDMA.jpg)
付属するアームは2本とも全く同じです。
ベルクロで固定されているので、展開する際は安全のためにスプリングテンションを緩めておきましょう。
アームのスプリングテンションは、関節部分にあり、方向については黄色のシールが添付されています。
![付属のアーレンキーでスプリング圧調整](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/07_armset_huanoDMA.jpg)
VESAプレートの固定については、先にモニター上側2本ビスを打ち、プレートに引っ掛けて最後に4本ビスを固定します。
モニターを掛けた後にビスを締めるので狭い場所で作業する場合は大変です。
![上側にはボルトを引っ掛ける為の切り欠きがある](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/08_vesa_huanoDMA.jpg)
HUANUO ガススプリング式デュアルモニターアームを使ってみて
ケーブルガイドが狭いよぉ
![ケーブルガイドの開口がかなり狭い](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/09_guide1_huanoDMA.jpg)
![ケーブルガイド取り付け用のボルトが中心を通っている](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/10_guide2_huanoDMA.jpg)
![電源ケーブルと比較すると2本通すのは難しい](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/11_guide3_huanoDMA.jpg)
太目のディスプレイケーブル、太目の電源ケーブルの2本でも通りませんでした。
PCの他、ゲーム機のHDMIケーブルを追加で使う方が多いと思いますが、全てが細いケーブルじゃないとガイドに通りません。
この場合は、アーム本体にベルクロ等で固定すれば、とりあえず対応は出来ます。
アームの動きが渋いです
以前紹介したHUANUOのシングルモニターアームは非常に滑らかでしたが、このモデルは一般的なアームと変わらず動きが渋いです。
PVのように軽々と調整は出来ません。
微調整する場合は両手で保持しないと無理ですね。
各部の剛性は十分
この辺りは流石ですね。
ポール、スタンド、アームとどの部分も剛性十分です。
ただスタンドは小振りなので、重いディスプレイを2枚使う場合は補助プレートの使用をおすすめします。
それでは最後に5段階評価です。
頑丈さ | |
デザイン | |
コスト | |
使い勝手 | |
総合点 |
デュアルディスプレイ環境でモニターアームを使用したい方には、格安で対応できるのでおすすめできる商品です。
小ネタ
![ロゴマークの添付品質は低い](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/12_logo1_huanoDMA.jpg)
![シールは簡単に剥がせる](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/10/13_logo2_huanoDMA.jpg)
アーム部にブランドロゴシールが貼られていますが、気に入らなければ簡単に剥がすことが可能です。
最後に
今回はHUANUOのガススプリング式デュアルモニターアームを紹介しました。
前回紹介したシングルモニターアームと比べるとアームの動きが渋いですが、まともなデュアルモニターアームが格安で手に入るので多くの方におすすめできる商品です。
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