Stable Diffusion WebUI LoRAのダウンロード・使い方を解説します【AIコスプレできるようになる!】

ショートヘアーの女性がこちらを見ている 夜の街の画像
はじめに

本記事では、Stable Diffusion LoRAの使い方について詳しく解説します。

この記事を読めば以下が理解できるようになります。

  • LoRAの機能
  • LoRAのインストール方法
  • LoRAの使い方

LoRAを使えば重い通りの画像を出力できるようになるから、是非マスターしよう!

目次

Stable Diffusion WebUI LoRAとは

レンガの壁に描かれたクエスチョンマーク

LoRA(Low-Rank Adaptation)は10数枚の少ない画像を用いて追加学習させることにより微調整することができる仕組みです。

モデルには無い程度の軽い学習データを与えるイメージだね。

Stable DiffusionでLoRAを使うと出来る事

追加学習データなので、言ってしまえば何でもできます。
なので、良く使われる手法を紹介します。

服装を変更する

ロボットアーマーを装備したショートヘアーの女性
ロボアーマーを装備

この用途が一番多いかと思います。
モデルには無い服装のデータで好みの服装に変更できるようになります。

AIコスプレが有名だよね。

画風を変更する

ショートヘアーの女性がこちらを見ている
夜の街で明暗差があり映画風の画像
シネマティックな雰囲気に

アニメ風にしたり、映画のような雰囲気にしたりと、画像全体のイメージを変更できます。
狙ったイメージ通りのモデルが有れば良いのですが、無い場合には重宝しますよ。

背景を変更する

ファンタジー風な山、雲、湖の背景画像
ファンタジーに出てきそうな背景

モデル内にはニッチな背景が学習されていないことが多いです。
そこでLoRAの出番ですね。
これで、狙った背景を出力することが出来るようになります。

Stable Diffusion WebUI LoRAの入手方法

LoRAはモデルと同じくCivitaiとHugging Faceでダウンロードできます。

Civitai

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Civitai: The Home of Open-Source Generative AI Explore thousands of high-quality Stable Diffusion models, share your AI-generated art, and engage with a vibrant community of creators

サムネイルが表示されるので、狙ったLoRAが簡単にダウンロードできます。

フィルターでLoRAとLyCORISにチェックを入れて検索しましょう。

civitaiサイトでフィルター設定を行っている
LoRAとLyCORISのチェックを促している

LyCORISは新しい世代のアルゴリズムでLoRAと同じ要領で使え、使い方もまったく同じだよ。

Hugging Face

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Hugging Face – The AI community building the future. We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.

Hugging FaceもLoRAデータがダウンロードできますが、サムネイルが表示されないので探すには不便ですね。
欲しいLoRAの名前やリンクを検索した方が簡単かと思います。

念のためフィルターを掛けたリンク↓を貼っておきます。

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Models - Hugging Face We’re on a journey to advance and democratize artificial intelligence through open source and open science.

Stable Diffusion WebUI LoRAのインストール・使い方

LoRAのインストール
  • 1
    LoraフォルダにLoRAを保存する

    ダウンロードしたデータはStable Diffusion WebUIをインストールフォルダ(解凍したフォルダ)内の「webui」→「models」→「Lora」フォルダにファイルを保存します。モデルのインストールはこれで完了です。

    LoRAフォルダをフォーカスしている

    LoRAってモデルデータと違って沢山使う方が多いと思います。
    大量のLoRAの中から使いたいLoRAを探すのは大変だよね。
    そんな時は、LoRAデータをフォルダで管理しよう!

    LoRAフォルダの中にサブフォルダを作って、その中にLoRAデータを保存しよう。

    フォルダ分けするとWebUI上でもフォルダ単位で表示されるよ。

    背景、服装、ポーズ等でフォルダを分けている
    LoRAフォルダの中(フォルダ分けの例)
    WebUI上ではフォルダがそのままボタンとして表示される
    WebUIでの表示
LoRAの使い方
  • 1
    WebUIを起動する

    モデルのインストールが完了したらWebUIを起動しましょう。

    webui-user.batのクリックを誘導している
  • 2
    LoRAの選択

    生成の下にある花札ボタンをクリックして「LoRA」タブを開き、使用したいLoRAカードをクリックしましょう。

    プロンプトにLoRAが反映されます。

    花札ボタンとLoRAタブのクリックを促している
    LoRAカードの表示方法
    LoRAカードクリックを促している
    使用したいLoRAカードをクリック
    プロンプトエリアをフォーカスしている
    カードをクリックするとプロンプトに反映される

    プロンプトと同じようにLoRAでも重み(出力強度)を変更することが可能です。
    重みはLoRAタグの末尾の数字を変更します。
    初期状態は1なので、半分程度に弱めたい場合は0.5のように数字を調整します。

    プロンプトエリアのLoRAの重みにフォーカスしている
1から0.5に変更
  • 3
    トリガーワードの設定

    使用するLoRAによってはトリガーワードが必要になります。
    トリガーワードはLoRA毎に異なるので、ダウンロードページで確認しておきましょう。

    LoRAのダウンロードページ
オススメの重みとトリガーワードをフォーカスしている
    Civitai LoRAページの例

    トリガーワードが必要なLoRAもあれば、必要の無いLoRAも存在するのでダウンロードページでチェックしておこう!

    トリガーワードをプロンプトに入力すればLoRAが画像に反映されます。

  • 4
    画像生成

    ここまで来たらいつも通り画像出力するだけです。
    お疲れさまでした。

まとめ

今回は、Stable Diffusion LoRAの基本的な使い方を解説しました。
用途は様々ですが、AIコスプレで使用する方が多いのではないでしょうか。
簡単にモデルには無い学習データを使えるので、画像生成の幅がグッと広がりますよ。

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