画像生成AI、Stable Diffusionで使用できるフォトリアル系モデル、「BRA V6」を紹介します。
BRA V6とは
BanKaiさんが制作するBRA(Beautiful Realistic Asians)シリーズのモデルです。
基本的な特徴は今までのBRAと変わりませんが、今回のV6では何が変わったのか確認していきましょう。
前バージョンとなるBRA V5については↓の記事で紹介しています。
BRA V6のダウンロード・インストールについて
BRA V6はCivitaiとHugging Faceで公開されています。
モデルのインストールについては以下の記事で解説しています。
BRA V6のおすすめ設定について
私がテスト生成したなかで、高画質な画像を生成できるおすすめの設定を紹介します。
- サンプリングステップ
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少し上げて24で生成すると良い結果が得られます。
- CFGスケール
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通常は7で生成することが多いですが、少し下げて5で生成するとバランスが良いです。
- サンプラー
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DPM++ SDE Karras、DPM++ 2M SDE Karrasがおすすめです。
BRA V6の商用利用について
BRA V6で生成した画像は商用利用可能です。
ライセンス情報は更新される可能性があるので、Civitaiで事前確認をお願いします。
サンプル画像
BRA V5の設定をベースに生成してみました。
プロンプトも公開しているので、ご参考下さい。
使用したプロンプトを確認する
(Best quality, 8k, 32k, Masterpiece, UHD:1.2),Photo of Pretty Japanese woman, face focus,
レベル高いですね!
シンプルなプロンプトでもこれですよ。
次にプロンプトの「Japanese」をカットして生成しました。
すこーし雰囲気が変わりましたけど、Japanese無しでも問題無く感じますね。
何度かテストしている中で気付いてしまいました。
そうなんです、V6からNSFW寄りのモデルになっているんです。
服を指定しないと肌色ばかりの画像が生成されます。
弱点に感じたのは、手ですね。
これは前バージョンから変わっていない印象でした。
まとめ
今回は、Stable Diffusionのモデル「BRA V6」を紹介しました。
期待を裏切らない完成度で、今後の展開が気になるモデルでした。
BRAの新しいバージョンV7については以下の記事で紹介しています。
日本人女性の生成が得意なモデルを以下記事で紹介しています。合わせてご参考下さい。
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