はじめに
リアル・実写系に最適なStable Diffusionのおすすめモデルを5つ紹介していきます。
※各モデルについて評価ポイントを付けていますが、あくまで私個人の印象になります。
- リアル・実写系が得意なモデル
- リアル・実写系画像に最適なプロンプト
モデルのインストールについては↓の記事が参考になります。
Stable Diffusionのリアル・実写系が得意なモデル
epiCPhotoGasm
欧米人の生成が得意なフォトリアルモデルです。
コントラストが高めな写真のような画像生成が得意です。
epiCPhotoGasmはcivitaiからダウンロード可能です。
2Dイラスト | |
3Dフォト | |
NSFW | |
LoRAとの相性 | |
総合点 |
おすすめのEmbedding
epiCPhotoGasm用のEmbeddingが用意されています。
ネガティブプロンプトに追加するだけで、リアルな画像が簡単に生成できるようになります。
epiCPhotoGasm Style Negativesはcivitaiからダウンロード可能です。
おすすめのLoRA
epiCRealLife Enhancerを利用すると、簡単にリアルな画像が生成できます。
ただ構図が変化しやすいのが少し気になるかな。
LoRA epiCRealLife Enhancerはcivitaiからダウンロード可能です。
CyberRealistic
欧米人の生成が得意なフォトリアルモデルです。
少しコントラストが低いので汎用的に扱いやすいモデルです。
CyberRealisticはcivitaiからダウンロード可能です。
2Dイラスト | |
3Dフォト | |
NSFW | |
LoRAとの相性 | |
総合点 |
おすすめのEmbedding
CyberRealistic用のEmbeddingが用意されています。
ネガティブプロンプトはこれだけでシンプルになり、高画質な画像が生成できますよ。
CyberRealistic Negativeはcivitaiからダウンロード可能です。
fantasticmix
リアルなアジア人の生成が得意なモデルです。
fantasticmixはcivitaiからダウンロード可能です。
2Dイラスト | |
3Dフォト | |
NSFW | |
LoRAとの相性 | |
総合点 |
VAEが焼きこまれていないので、そのまま生成すると彩度が低い画像が生成されます。
fantasticmixの推奨VAE、vae-ft-mse-840000-ema-prunedはHugging Faceからダウンロード可能です。
VAEの使い方については↓の記事にまとめています。
Juggernaut XL
SDXLベースのフォトリアルモデルです。
SDXLベースになると肌の質感まで非常にリアルで、写真との区別が難しいほどになります。
アイキャッチ画像もこのモデルで画像生成しているよ
Juggernaut XLはcivitaiからダウンロード可能です。
2Dイラスト | |
3Dフォト | |
NSFW | |
LoRAとの相性 | |
総合点 |
おすすめのLoRA
Juggernaut Cinematic XL LoRAを使用すると、シネマティック(コントラスト強め、色合いがティールオレンジ寄りに)な画像生成が可能になります。
Juggernaut Cinematic XL LoRAはcivitaiからダウンロード可能です。
Realism Engine SDXL
こちらもSDXLベースのモデルです。
欧米人が超リアルに生成できますが、容量も約13GBもあるので注意です。
Realism Engine SDXLはcivitaiからダウンロード可能です。
2Dイラスト | |
3Dフォト | |
NSFW | |
LoRAとの相性 | |
総合点 |
Stable Diffusionのリアル・実写系モデルに最適なプロンプト
フォトリアル系画像用に使えるプロンプトを紹介します。
多くのモデルで使用できるので、ぜひお試しください。
photorealistic | リアルな写真 |
film grain | アナログ写真のようなノイズが追加される |
illustration | ネガティブプロンプトに追加することでイラストを排除する |
masterpiece | 多くのモデルで高画質化が可能 |
この他、↓の記事でリアル系画像に最適なプロンプトを紹介しています。
まとめ
今回は、リアル・実写系の画像生成が得意なモデルを紹介しました。
リアル系のモデルは人物はもちろんですが、オブジェクトや背景も綺麗に出力できるので、ぜひお試しください。
リアルな日本人女性が得意なモデルについては↓の記事でまとめています。
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