BrainDanceとは
BreakDomainというモデルを制作していたBDさんの新作モデルになります。
BreakDomainについてはNAIリークモデルと近い結果が出力されたことで、現在は公開停止されています。
(NAIリークモデルとはNovelAIからリークしたモデルを指します)
そこでBDさんは、NAIリークモデルを回避したモデルを使用して、マージモデルを制作されています。
今回紹介するBrainDanceも、その内のひとつで非常にクオリティの高いモデルとなっています。
マージモデルが山のようにあるので、NAIリークモデルを完全に回避するのは難しそうだねぇ。
BrainDanceの特徴ですが、BreakDomainの特徴を引き継いでおり、コントラストの高い2Dイラストが得意なモデルとなっています。
BrainDanceのダウンロード・インストールについて
- 1BrainDanceの公開ページ
BrainDanceはcivitaiで公開されています。
- 2Downloadをクリック
ページにアクセスしたら、「Download」をクリックします。
- 3モデルのインストール
ダウンロードしたファイルは「webui」→「models」→「Stable-diffusion」フォルダーに保存します。
モデルの保存について詳しく知りたい方は↓の記事が参考になります。
BrainDanceの設定・プロンプトについて
VAEについて
VAEはモデルに焼きこまれていません。
vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckptの使用が推奨されています。
vae-ft-mse-840000-ema-pruned.ckptはHugging FaceとCivitaiで公開されています。
サンプラーについて
BrainDanceの特徴のひとつとして「リアルな背景」が挙げられます。
この特徴を活かせる、おすすめのサンプラーは「DPM++ 2M SDE Karras」です。
(少し2.5D寄りになります)
書き込み量を増やす意味でも、ステップ数は少し高めがおすすめだよ。
BrainDanceのサンプル画像
シンプルなプロンプトを使って画像生成してみました。
使用したプロンプトは以下の通りです。
absurdres, highres, ultra detailed, 1girl, outdoor, night, depth of field, bokeh,
ネガティブプロンプトは以下の通りです。
(worst quality, low quality:1.4)
人物も綺麗ですが、星空や街並みのクオリティが凄く高いですよね。
こんな感じのイラストが簡単に生成できるのが、BrainDanceです!
個人的には背景を活かした構図がおすすめです!
まとめ
今回は、Stable Diffusionのモデル「BrainDance」を紹介しました。
背景を含めて綺麗な2Dイラストを生成したい方におすすめのモデルでした。
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