はじめに
Stable Diffusionで使用できる、おすすめのLoRAを5つ厳選したので紹介していきます。
LoRAは学習させることも可能ですが、今回は手軽に使えるLoRAモデルをダウンロードしていきましょう。
この記事では以下の事が理解できます。
- LoRAの入手方法・ダウンロード方法
- LoRAの使い方
- おすすめLoRA
LoRAとは
LoRAは「Low-Rank Adaptation」の略で、モデルに対して数十枚の画像で追加学習させることによりチューニングが行えます。
Stable DiffusionでLoRAを利用すると、モデルデータの特徴や学習を活かしつつ、スタイルや服装などの特徴を固定して画像生成が可能です。
手軽に扱えるモデルデータと思えば簡単かな。
プロンプトで指定しなくても、LoRAモデルに寄った画像が生成できるようになるよ。
LoRAの入手方法・ダウンロードについて
LoRAはチェックポイントモデルと同じくCivitaiとHugging Faceでダウンロードできます。
Civitaiはサムネイルだったり、サンプル画像が豊富なので新しいLoRAを探す場合に便利です。
LoRAの使い方について
LoRAのインストールについて
ダウンロードしたファイルは「webui」→「models」→「Lora」フォルダにファイルを保存します。
LoRAの使い方について
使いたいLoRAをクリックすると、プロンプト欄に反映されます。
この後の使い方はLoRAによって異なります。
多くのLoRAはトリガーワードが必要になります。
トリガーワードをプロンプトに入力することでLoRAが有効になるので、ダウンロードページで使い方を確認しておこう!
その他詳細については↓の記事にまとめています。
おすすめLoRA紹介
ここからは、おすすめのLoRAを紹介していきます。
LoRAをSDXLベースモデルで使用する場合は、SDXL用のLoRAが必要になります。
※SD1.5ベースのLoRAはSDXLでは使用できません
定番のLoRAから、個人的に推しているLoRAを紹介していくよ
KoreanDollLikeness
可愛らしいアジア人女性に特化したLoRAです。
かなりの人気で、ChillOutMixなどのリアル系モデルとの相性もバツグンです。
KoreanDollLikenessはcivitaiからダウンロード可能です。
KoreanDollLikeness作者のKbrlorasさんが公開されている他のLoRAもおすすめです。
flat2
塗り方をフラットにするLoRAです。
プロンプトはもちろん、ネガティブプロンプトに使用すると書き込み量を増やすことも可能です。
どちらかといえば重みを「-1」に設定して、書き込み量を増やすことが多いかな
サンプル画像も「-1」で生成しているよ
flat2はcivitaiからダウンロード可能です。
Hairstyles Collection
名前の通り、髪型用のLoRAです。
奇抜な髪型は学習されていないケースが高いので、LoRAの使用がおすすめです。
Hairstyles Collectionはcivitaiからダウンロード可能です。
Pretty Realistic Girl XL
SDXL用のLoRAです。
SDXLでリアルで可愛らしい女性を生成したい場合にはイチオシのLoRAです。
コツは重みを少なくして(0.2~0.4)使用することです。
Pretty Realistic Girl XLはcivitaiからダウンロード可能です。
SDXL Offset Example Lora
SDXL用のLoRAです。
このLoRAはコントラストを高めて画質を上げることができます。
その性質から、フォトリアル系の画像を生成する時におすすめのLoRAです。
SDXL Offset Example Loraはcivitaiからダウンロード可能です。
顔や体だけにLoRAを適用したい場合
LoRAって画像全体に影響を与えるので、顔や体だけにLoRAを適用したい場合がありますよね。
そんなときはStable Diffusionの拡張機能、ADetailerを使用しましょう。
ADetailerを使用すれば、顔や体だけにLoRAを適用することができます。
ADetailerについては↓の記事で解説しています。
まとめ
今回は、Stable Diffusionで使えるおすすめLoRAを紹介しました。
LoRAはダウンロードしても良いですし、知識が深まってきたら学習してみるのも楽しいですよ。
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