Razer Basilisk V3 Pro 実機レビュー【どんなゲームにも対応するし、疲労も軽減できる万能マウス】

basilisk v3 proをマウスパッドの上に置いた写真
はじめに

ゲーミングマウスを選ぶとき、あなたは何を重視しますか?
センサー性能?軽さ?持ち易さ?
全てのスペックが高い次元でまとまったマウスを探しているなら、Razer Basilisk V3 proはあなたにぴったりのマウスです。

この記事では、Razer Basilisk V3 proの特徴や魅力を詳しくご紹介します。

目次

Razer Basilisk V3 Proの特徴

RAZER HYPERSCROLL チルトホイール

Razer Basilisk V3 Proのホイールをアップしている

タクタイルモード、フリースピンモードを切り替えて使用できる他、スマートリールモードにより、タクタイルとフリースピンを自動で切り替えることも可能です。

13ゾーンのCHROMA ライティング

13個のプログラム可能なLEDを搭載しています。

RAZER HYPERSPEED WIRELESS によるマルチデバイスペアリングサポート

他のワイヤレス技術より高速なため、優れた応答性と低レイテンシーでゲームプレイが楽しめます。最新の Razer HyperSpeed 周辺機器に採用されたマルチデバイスサポート機能として、ワイヤレスマウスとキーボードを 1 つのドングルに接続する機能を利用できるため、セットアップ環境を簡素化して USB ポートを解放できます。

Razer公式ページ

エルゴノミクスデザイン

Basiliskの一番の特徴でしょうか。
大型のサムレストに、右側に傾斜したシェルにより手首の負担を軽減します。

RAZER FOCUS PRO 30K オプティカルセンサー

Razerのフラッグシップセンサーを搭載しており、トラッキング、精度共に抜群です。

第3世代 RAZERオプティカルマウススイッチ

最新の光学スイッチを採用しています。
このスイッチは耐クリック回数9,000万回と高耐久の他、デバウンスディレイが0.2msとスピードにも優れています。

Razer Basilisk V3 Proの基本スペック

最大加速度(G)70
最大感度(DPI)30000
最大速度(IPS)750
バッテリー持続時間最大90時間(HyperSpeed)
スイッチ耐久性9,000万回
プログラム可能なボタン数11
オンボードメモリプロファイル5
サイズ長さ130mm x 幅75.4mm x 高さ42.5mm
重量約112g(ケーブルを除く)
スイッチタイプ第3世代オプティカルマウススイッチ
センサーFocus Pro 30K オプティカルセンサー
マウスソール100% PTFE
Razer公式ページ

Razer Basilisk V3 Proの外観

外箱

本体イメージが印刷されている
箱のデザインはいつものRazerで黒地に緑の差し色
裏面にはスペックが記載されている

付属品

ケーブル、レシーバー、アダプターは本体色と同色
  • USB-C充電ケーブル
  • USB-Cアダプター(レシーバー延長接続用)
  • 取説
  • ステッカー

以上が付属しています。

USB-Cアダプターは充電ケーブルに接続することにより、レシーバーをマウスの近くに置くことが可能になります。

USBケーブルにアダプター経由でレシーバーを接続している

レシーバーが近くにあると無線の精度があがるよ。

本体

Razer Basilisk V3 Proの表面だけ写した写真
表面
Razer Basilisk V3 Proの裏面だけ写した写真
裏面
Razer Basilisk V3 Proの正面だけ写した写真
下側に充電ポートが見える
前面
Razer Basilisk V3 Proの後面だけ写した写真
Razerのロゴマークがある
後面
Razer Basilisk V3 Proの左側面だけ写した写真
サイドボタンが3つ配置されている
左側面
Razer Basilisk V3 Proの右側面だけ写した写真
ボタンは配置されていない
右側面

背面ボタン

裏面のスイッチにアップした写真

背面には電源スイッチ(無線切替)とプロファイル切替スイッチが配置されています。

ワイヤレス充電対応、レシーバー収納スペース

背面カバーは丸形状
背面カバー部
カバーを取り外すと、ワイヤレス充電接続用の端子とレシーバー収納用の窪みが見える
背面カバー取り外した状態

背面のカバーをワイヤレス充電レシーバーに交換することで、ワイヤレス充電可能になります。

カバーパックの奥には付属のレシーバーを収納するスペースがあります。

裏面にレシーバー収納スペースが用意されている
レシーバー収納状態

Razer Basilisk V3 Proの持ち方について

結論から伝えますが、Basilisk V3 Proはかぶせ持ちが一番適しています。

  • かぶせ持ち ◎
  • つかみ持ち △
  • つまみ持ち ×

筆者の手の大きさは長さ約19cm、幅(こぶしの位置)9.5cmとMサイズに分類されますが、大きめのMサイズとなります。

かぶせ持ち(palm grip)

マウスと手の平はぴったりフィットしている

Basiliskは基本的にかぶせ持ちで使用することを想定されています。

サムレスト、右に傾斜したエルゴノミクス形状の恩恵を一番得られます。
また、フィット感が高く重さを感じにくい持ち方でもあります。

サイドパネルはラバー素材なので滑り難いよ。

つかみ持ち(claw grip)

掴み持ちでは当然マウスとの間に隙が生まれる

つかみは出来なくは無いですが、おすすめできません。

つかみ持ちではサイドボタン操作が難しい為、ボタン数の多いBasiliskには、あまり適していません。

サムレスト部分についても、指の先端しか接しないためエルゴノミクス形状のメリットも得られません。

つまみ持ち(finger grip)

つまみ持ちでは手のひら部分に隙がほとんど無いため、指先でのコントロールが難しい

つまみ持ちも、おすすめできません。

マウスの全長が長いため、手のひらのスペースが狭くコントロール性が低いです。
マウスが重い点と、指先でホールドする関係から、エルゴノミクス形状のメリットも得られません。

Razer Basilisk V3 Proの設定について

Basilisk V3 Proは『Synapse』というPCソフトウェアを使用して各種設定を行います。

Synapseのダウンロード

緑色のダウンロードボタンが表示されている

Synapse公式サイトに飛んで、今すぐダウンロードボタンをクリックするとダウンロードが開始されます。

Synapseトップ画面

デバイス選択画面にバッテリー残量が表示されている

マウス以外にもRazer製品をコントロールするアプリになります。
設定したい製品は、デバイスから対象製品をクリックします。

デバイス欄のBasilisk V3 Proにはバッテリー残量が表示されています。

Basilisk V3 Proの設定項目について

Basilisk V3 Proでは以下設定が可能です。

  • カスタマイズ:キー設定(本体にプロファイルは5つ保存可能)
  • カスタマイズ:スマートリールモードON/OFF
  • パフォーマンス:DPI、ポーリングレートの設定
  • ライティング:ON/OFF、明るさ、ライティングオフ設定、効果設定
  • 較正:リフトオフディスタンス設定(非対称設定可能)
  • パワー:スリープ設定、省電力モード移行閾値設定

Razer Basilisk V3 Proのセンサーチェック

MouseTesterで400,800,1600DPIでセンサー性能をチェックしました。
使用したマウスパッドはシェアの高いLogicool G640rです。

どのDPI帯でもトラッキング精度は非常に高いです。

ほとんどズレることなくトレースできている
400DPI
ほとんどズレることなくトレースできている
800DPI
ほとんどズレることなくトレースできている
1600DPI

Razer Basilisk V3 Proを使ってみて

やっぱり手の負担は軽くなりましたね。
がっつり負担軽減を狙ったマウスではなく、操作性とのバランスを取っていますが効果はあります。

一番気になる点は重量かと思いますが、重さは感じます。
ただ手にフィットする形状なので数字よりかは軽く感じます。

Basilisk V3 Proのもう一つの特徴である、スマートリールモードですが、
タクタイルとフリースピンが切り替わる閾値を設定できないので結局使わなくなりました。

タクタイルモードで操作していると意識していない所でフリースピンに切り替わることが多いんですよ。

総評としては、

  • 重いけど持ち易いから気にならない
  • スマートリールはあまり期待しないほうがいい
  • デザインはかっこいい
  • ライティングもかっこいい
  • センサー最高
  • スイッチの感触はメカ式と変わらない

といった感じです。

最後に

今回はRazer Basilisk V3 Proを紹介しました。
Razer Basilisk V3 Pro高い性能とカスタマイズ性で、あらゆるゲーム、作業で活躍します。
Razer Basilisk V3 Proは快適なゲーミングマウス、万能なマウスを探しているなら最高の選択肢になるでしょう。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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