ProArtist GRATIFY AIO5でオシャレなPCを作る!【安価な360㎜簡易水冷は使えるのか!?】

proartist aio5のアイキャッチ画像
はじめに

ProArtist GRATIFY AIO5をNZXT H9 Flowに搭載する為に購入したので、開封レビューしていきます。

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「ProArtist GRATIFY AIO5」は、マルチソケット対応のオールインワン水冷CPUクーラーで、熱暴走を防止し、快適なPCライフを実現します。

目次

ProArtist GRATIFY AIO5の特徴

ポンプヘッドに温度表示

ポンプヘッドには冷却水の温度がLCDで発光、表示される

ポンプヘッドにLCDを搭載しており、冷却水の温度を常時モニタリングすることが可能です。

温度表示タイプだと、取り付けた際に表示が傾いてしまうことがありますが、
このモデルは液晶部分を回転させることが出来ますよ。

ファンケーブルは基板接続でスッキリ

通常の360㎜簡易水冷は、120㎜ファンが3つ搭載されており、通常はPWMケーブル3本とARGBケーブル3本の計6本のケーブルが存在ます。

しかしこの製品は各ファンが基板に接続されており、ラジエーターからのファンケーブルはPWMケーブル1本とARGBケーブル1本の計2本だけなので、組み込む際に非常にスッキリします。

ProArtist GRATIFY AIO5のスペック

ラジエーターサイズ 397 x 127 x 27 mm
チューブ長v 長さ450mm
本体重量 1,600 g ± 10%

ポンプサイズ 72 x 72 x 60 mm
ポンプ回転数 2300 RPM ± 10%(最大)

ファンサイズ 120 x 120 x 25 mm
ファン重量 169 g
ノイズ(最大) 31 ± 3 dB(A)
風量 72 CFM ± 10%
静圧(最大値) 2.45 mmH2O ± 10 %
ファン回転数(最大値) 2,050 RPM ± 10% (最大)

対応ソケット INTEL:LGA1200 / LGA1700 AMD:AM4 / AM5

サイズ公式サイト

ProArtist GRATIFY AIO5の外観

外箱

本体イメージが印刷されている
薄い緑がテーマカラーで爽やかなデザイン

付属品

検査証に取説
どちらも日本語だがモノクロ印刷
リテンションキットは黒色で、インテル、amd用の両方が入っている
ケーブルは白色
スペーサーは間違えないようにソケット毎に色が異なる
メーカーロゴが印字された黒色のケースに入ったグリス
不織布の手袋一双
  • 取説とウェルカムカード的な書類
  • リテンションキット1式
  • 3分岐ケーブル
  • CPUグリス
  • 手袋

以上が付属します。
まぁ対応ソケットに取り付ける為の部品は全て付属しますね。

特殊なのは3分岐ケーブルですね。
通常はファンケーブルは基板に接続しますが、ファンの向きや位置を変更した場合に基板に接続出来ない可能性があります。
こういった場合に、この3分岐ケーブルを使ってファンを接続します。

本体

本体は全体が白色
ホーススリーブのみ緑色である

ポンプ

ポンプヘッドは液晶保護フィルムが貼られている

ヘッド部分にはLCDが搭載されており、出荷状態では保護フィルムが貼られています。

スタッドは取り付け済みになっています。
写真はインテル用ですが、位置を変更することでLGA1200 / 1700を切り替えます。

スタッドは取り付け済みでバネは紫色

プレート部分の歪みは目視では確認できませんでした。
思った以上に高品質です!!

プレートには保護フィルムが貼られている
表面は歪みも無く非常に綺麗

ラジエーター

120㎜ファンが3つ搭載されている
ファンブレードのみ発光の為に半透明

360mm簡易水冷なので、120㎜ファンが3つ搭載されています。

フィンは一般的なS字フィンが採用されています。

フィンは目の細かいS字

ケーブルが基板を介して接続されているのが特徴であります。
ラジエーターから出ているケーブルは1本で、このケーブルがPWMとARGBの2本に分岐します。
また、差し込みコネクタの位置を変更することが可能です。

ラジエーターから延びるケーブルは1本で2股に分かれている
色は白色
コネクタが用意されており、ケーブルの差し込み位置を調整することが可能

よ~く見るとファンケーブルが基板に接続されているところが確認できます。

ファンブレードの間からファンケーブルが基板に刺さっているところが見える

ProArtist GRATIFY AIO5の簡単なベンチマーク結果

cinebenchでベンチマークした結果
youtube動画のスナップショット

私のシステムが古いので、360㎜の簡易水冷を回しきれないのですが簡単なベンチマークを実施しました。

ベンチ環境は以下の通りです。

CPUcore i7 10700
MB ASUS H470-plus
Memory32GB

これでCinebench r23を回しました。
CPUのTDP65wでは低すぎるので、150wに変更して実施しました。

結果は・・・やはりTDP150wでは負荷が軽すぎますね。
約67℃で安定しました。

冷却性は思った以上に普通です。
普通に使えます!

ProArtist GRATIFY AIO5の総評

この製品を検討している方の一番の不安は「安いけどまともに使えるのか?」と思いますが、この点については良い意味で期待を裏切られました。

各部の塗装はムラもなく綺麗だし、プレートの歪みも無く大手メーカー品と遜色ない品質ですし・・・
ベンチマークしても冷却性能は十分に感じました。

耐久性については執筆時点で2か月半程度ですが、一度も不具合が発生したことはありませんでした。

そう、どこを取っても普通に使える簡易水冷なんです。
何かツッコムところがあるだろうと考えていたら、とくに問題に思う所も無いし・・・普通に良い製品でした。

白い360㎜ラジエーター、ポンプヘッドで温度表示可能な安い簡易水冷を探している方には、ぶっ刺さりです!

5段階評価

頑丈さ
デザイン
コスト
使い勝手
総合点

見えないところではありますが、基板を介した接続によりケーブルが少ない点は配線がスッキリするし、取り付けが簡単な事もポイント高いです。

最後に

ProArtist GRATIFY AIO5は、高品質でありながら価格も手頃であるため、コストパフォーマンスに優れています。静音性と冷却性能に優れているため、多くのユーザーから支持されています。ぜひ一度お試しください。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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