Epomaker Click Mouseレビュー【スペックだけじゃない!実際の使用感を徹底解説】

Epomaker Click Mouse本体の写真 レビュー記事のアイキャッチ画像

「スペック表だけじゃ、本当に使いやすいマウスか分からない!」そう感じたことはありませんか?

今回は、キーボードで有名なEpomakerからリリースされたマウス「Click Mouse」を徹底レビューします。

初めてリリースしたマウスとは思えない完成度と共に、精度の高いPAW3950を搭載したゲーミング性能と軽さを誇ります。

Epomaker Click Mouse
総合評価
( 5 )
メリット
  • 超軽量
  • 高精度センサー搭載
  • 3種類の接続方式
  • 扱いやすい形状
デメリット
  • 滑りやすい
  • ソフトウェアが日本語非対応
  • レビュー情報が少ない

この記事は、Epomakerさんから商品提供を受けて作成しています。

目次

Epomaker Click Mouseの特長

超軽量設計(約58g)

Epomaker Click Mouse本体をデジタルスケールに乗せているの写真

ゲーミングマウスとしてトップクラスの性能を持ちながらも超軽量に仕上がっています。

高精度センサーPixart PAW3950搭載

最大42,000DPI対応で、FPS・TPSなどのゲームプレイに最適な高性能センサーPixart PAW3950を搭載しています。

3種類の接続方式

有線・2.4GHzワイヤレス・Bluetoothに対応し、幅広い環境で使用可能です。

8Kポーリングレート対応

ゲーミングマウスとしてトップクラスのポーリングレート8Kの設定が可能です。

お求めやすい価格設定

販売されているフラッグシップゲーミングマウスと変わらないスペックなんですが価格が1万円前半と、はっきりいって神です!

基本スペック

スクロールできます
項目Click Mouse
本体サイズ12.1 x 6.36 x 3.87cm
重量約58g
接続方式有線(Type-c) / Bluetooth / 無線(2.4GHz)
センサーPixart PAW3950
DPI6ステージ切替(800,1600,2400,3200,5000,42000)
IPS750
加速度50G
CPI30000
リフトオブディスタンス0.7 / 1 / 2mm
メインスイッチOmron D2LS
ポーリングレート1000~8000hz(有線/2.4GHz), 125Hz(Bluetooth)
バッテリー容量500mAh
Click Mouse公式サイト

CPIとは
Counts Per Inchの略で、1インチあたりに何回カーソルの位置情報を送信するかを表している。

外観

レビューするマウスは白色ですが、黒色もラインナップされています。

パッケージ

Epomaker Click Mouseパッケージの写真

付属品

Epomaker Click Mouse付属品の写真 マニュアル 充電兼有線接続用USB-Cケーブル 2.4GHzレシーバー グリップテープx2セット 替えのマウスソールx1セット以上が付属します
  • マニュアル
  • 充電兼有線接続用USB-Cケーブル
  • 2.4GHzレシーバー
  • グリップテープx2セット
  • 替えのマウスソールx1セット

マススソールひとつとグリップテープが2つも付属するとは驚きです。

本体

Epomaker Click Mouse本体上面の写真
Epomaker Click Mouse本体裏面の写真
Epomaker Click Mouse本体前面の写真
Epomaker Click Mouse本体後面の写真
Epomaker Click Mouse本体左側面の写真
Epomaker Click Mouse本体右側面の写真

左右対称形状で、サイドボタンが2つのオーソドックスな形状の右手用マウスです。

ホイール下の2つのボタンはデフォルトではDPI切替用で、上げる/下げるが2ボタンで独立している点は珍しいですね。
DPIを頻繁に変える方は便利に使えます。

また、DPI切り替え時は約3秒間、本体表面のLEDが点灯するので変更したDPIがわかりやすいです!

本体裏には、無線接続切替スイッチ、ポーリングレート切替スイッチ、接続方式切替スイッチが備わっています。

カスタマイズについて

Click Mouseは「Epomaker Driver」というソフトで行います。

Win用とMac用のソフトがEpomaker Driverサイトでダウンロード可能です。

Epomaker DriverにClick Mouseを接続している状態

カスタマイズ出来る項目は以下の通りです。

  • ボタンカスタマイズ / ボタン感度設定
  • ボタンの機能変更
  • DPI設定
  • マクロの設定
  • LOD / ポーリングレートの設定
  • スリープタイム設定
  • カーソル直線補正 / リップル補正

DPIボタンが2つあるので、カスタマイズできるボタンが7つある点が特徴ですね。

実際に使ってみた!Click Mouseの使用感レビュー

Click Mouseを実際に使用して感じたポイントを紹介します。

マウスの形 / 持ち方について

マウスの形はRazer Viper系にそっくりです。
Viperと比較すると、マウスの頂点が少し後ろにあるので、より「つかみ持ち」「つまみ持ち」に向いている印象です。

マウスの表面がさらさらなので、滑りやすいです。
サイド部分も表面処理が同じで滑りやすいので、サイドにグリップテープの添付をおすすめします。

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以下はそれぞれの持ち方の評価です。

  • かぶせ持ち △
  • つかみ持ち ◎
  • つまみ持ち ◎

かぶせ持ち(palm grip)

Epomaker Click Mouse本体をかぶせ持ちしている写真

かぶせ持ちの相性は悪くは無いですが、おすすめしません。

全長は長いですが全高が低いので手と隙間が空きフィット感が悪いです。

つかみ持ち(claw grip)

Epomaker Click Mouse本体をつかみ持ちしている写真

つかみ持ちはおすすめです。

マウスの頂点が後ろに少し寄っているので、手のひら部分のフィット感が高く安定します。

つまみ持ち(finger grip)

Epomaker Click Mouse本体をつまみ持ちしている写真

つまみ持ちもおすすめです。

全長は長いですが全高が低いため、手のひら部分の余裕がありコントロール範囲が広いです。

マウスの重心について

Epomaker Click Mouse本体を持ち上げている写真

ほぼマウスの中央にあります。
また親指と小指で掴む部分で、安定するのでマウスを持ち上げた際に安定しています。

総じて優れた重心位置といえます。

センサーの位置について

マウスの中央に配置されており、マウスを掴む部分と縦方向で一致しています。

これが何を意味しているかというと、マウスを動かした場合にカーソルの動きに違和感がありません。

例として、センサーが掴む位置よりも手首の方向に寄っている場合は、手首でマウスを動かした場合にカーソルがあまり移動しません。

センサー位置もばっちりです!

センサー精度について

Pixart PAW3950ですから精度も凄いです!
試しにMouse testerで計測してみました。

Mouse TesterでClick Mouseのセンサー精度を測定した画像 800dpi
800dpi
Mouse TesterでClick Mouseのセンサー精度を測定した画像 1600dpi
1600dpi
Mouse TesterでClick Mouseのセンサー精度を測定した画像 42000dpi
42000dpi

サイドボタンの位置について

まず高さ方向ですが、どの持ち方をしても触れることが無く素晴らしいです。

次に前後位置ですが、サイドボタン2つの中央付近を掴むのでどちらのボタンも押しやすいです。

ボタンの押し心地 / 静音性について

左右のメインボタンは静音性が高いです。オフィスで使っても気にならないほど静かですね。
気になる点は軽い力で押せる反面、反発が少し弱く感じて連打し難い印象です。

サイドボタンはよくあるサイドボタンで、カチカチ押しやすいですがマウス本体の中で音が反響します。
メインボタンと比べると音は大きく感じます。

各操作音については以下動画で確認可能です。

ホイールについて

ラバーパッドが貼られているので、指に吸い付き滑りません。

スクロールについては程よいタクタイル感と、軽めのスクロールで高速スクロールに適したホイールです。

ホイールボタンの押し心地は標準的で癖がありません。
音については本体内で反響しており、メインボタンと比べると大きめです。

ソールについて

PTFEソールでマウス前後、センサー周りと王道の配置です。

特に滑りに違和感無く扱いやすいソールでした。

最後に項目毎の評価をお伝えします。

ボタン
悪い
良い
静音性
煩い
静か
センサー性能
悪い
良い
重量バランス
悪い
良い(お買い得)
コスパ
悪い
良い
総合展
悪い
良い

Epomaker Click Mouseレビューのまとめ

色々なマウスを使ってきましたが、Click Mouseの完成度は凄い!
特に問題となる項目はなく、しいて挙げるならサイド部分がさらさらしていて滑りやすいことぐらい・・・

センサーもPAW3950搭載し軽さも58gと軽量なので、既存のフラッグシップゲーミングマウスと肩を張れます。
これだけのスペックですが、価格が1万円前半ですから・・・超おすすめです!

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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