ComfyUIにInsightFaceがインストールできない場合に確認すること

how to install insightface on comfyuiと書かれたアイキャッチ画像

今回は、InsightFaceをComfyUIにインストールする方法を紹介します。

FaceIDが使いたいのに、うまくInsightFaceがインストールできない・・・
そんな方のための記事になっています!

この記事で理解できること
  • InsightFaceをComfyUI(Portable)にインストールする方法
目次

ComfyUIにInsightFaceをインストールする手順

今回紹介する手順は、InsightFaceのプリビルドパッケージを使用するので確実にインストール完了できます。

それでは以下の手順でInsightFaceをインストールしていきましょう。

STEP
Pythonのバージョンを確認する

「ComfyUI(Portable)をインストールしたフォルダ」→「python_embeded」に移動して、フォルダのアドレスバーに「cmd」と打ち込みコマンドプロンプトを起動します。

エクスプローラーにcmdと入力している
python_embededフォルダでコマンドプロンプトを起動する

コマンドプロンプトが起動したら「python.exe -V」コマンドを実行して、Pythonのバージョンを控えましょう。

python.exe -V
cmdプロンプトに表示されているPythonバージョンをフォーカスしている
Pythonバージョンの確認

コマンドプロンプトは以降も使用するので、そのまま開いておきましょう。

ComfyUI(Portable)はPythonが埋め込まれているので、バージョンを確認する場合はコマンドプロンプトを使用しましょう。
PowerShellではグローバルPythonのバージョンが表示されてしまいます。

STEP
InsightFaceプリビルドパッケージをダウンロードする

先程控えたPythonのバージョンにより、以下からダウンロードファイルを選択します。

ダウンロードしたファイルの保存先は以下項目に注意すれば、どこでも問題ありません。

  • 2byte文字(全角)がパスに含まれない
  • 特殊文字(%など)がパスに含まれない
  • スペースがパスに含まれない

保存したファイルの、ファイル名を含めたフルパスを控えておきます。

保存場所に迷った場合は、ドライブの直下に保存しておきましょう。
ファイルを選択してコピー(Ctrl + cもしくは右クリックからコピーを選択)すれば、ファイル名を含めたフルパスを取得できます。

STEP
pipをアップデートする

先程python_embededフォルダで開いたコマンドプロンプトに、「python.exe -m pip install -U pip」コマンドを入力・実行しpipをアップデートします。

python.exe -m pip install -U pip
STEP
insightFaceをインストールする

続いて、先程python_embededフォルダで開いたコマンドプロンプトに、「python.exe -m pip install (プリビルドパッケージのフルパス)」コマンドを入力・実行しInsightFaceをインストールします。

これで作業完了です。

***にプリビルドパッケージのフルパスを入力する

python.exe -m pip install ***

ver3.11プリビルドパッケージをFドライブ直下に保存した場合のコマンドは「python.exe -m pip install F:\insightface-0.7.3-cp311-cp311-win_amd64.whl」になります。

まとめ|ComfyUIにInsightFaceがインストールできない場合

今回はComfyUIにInsightFaceをインストールする方法を紹介しました。

InsightFaceはインストールに一癖ありますが、無事インストールできたでしょうか。
インストール完了したら、FaceIDなどの機能にチャレンジしてみましょう。

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