TASCAM TM80 お手頃高音質コンデンサーマイク【機材レビュー】

マイクスタンドに設置したtascam tm80
はじめに

TASCAMのコンデンサーマイク TM80 のレビューです。

質感や細かい音質が気になる方には、レビュー動画を投稿しているので動画の視聴をおすすめします。

目次

TASCAM TM80 基本スペック

指向性:単一指向性(カーディオイド)
周波数特性:20-20kHz
SN比:77db
感度:-38db
出力インピーダンス:200Ω(at 1kHz)
コネクター:3ピンXLRオス
ファントム電源:9~48V
外形寸法:48(W) × 165 (H) × 48 (D) mm
質量:300g(本体のみ)

TASCAM公式サイト

シルバーと黒の2色で展開されています。

TASCAM TM80 外観

マイク本体

TM80マイク本体

筐体は金属で構成されており、ずっしりと重く高級感もあります。

外箱

シンプルな白い箱にマイク本体写真がプリントされている

付属品

マイクスタンド(三脚)、取説(日本語対応)、マイクケーブル(XLR)、ショックマウント

マイクスタンド(三脚)、取説(日本語対応)、マイクケーブル(XLR)、ショックマウントが付属しています。
付属品をひとつひとつ確認してみましょう。

マイクスタンド(三脚)

マイクスタンド(三脚)、黒色でマイク本体とマッチする

机の上で使用する為の小さい三脚です。
使用する場合はショックマウントに接続します。

脚が短いので、マイクを乗せた場合のバランスは悪いです。

ショックマウント

標準的なショックマウント
マイク本体と同色の黒色

ごく一般的なショックマウントです。
マイクは中心部分に圧入する形になります。
脱落防止構造はありませんが、しっかり圧着されるので不安感はありません。

TASCAM TM80 収録テスト

机上設置、マイクスタンドでの実使用を想定したテストを行いました。

1.机上で三脚を使用し、キーボードの前に設置

キーボードの手前にマイクを設置

マイクの裏側ですが、距離が近いのでキーボード、マウスのノイズが大きいですね。

2.机上で三脚を使用し、キーボードの奥に設置

キーボードの奥にマイクを設置

マイク前に、キーボードがあるのでノイズが大きいです。

3.机上で三脚を使用し、キーボードの左に設置

キーボードの左側にマイクを設置

配信ではオーソドックスな配置ですね。
マウスとは距離が離れているので、クリック音は比較的小さいです。

4.机上でマイクスタンドに設置

マイクスタンドを使用し、口元にマイクを設置

ノイズの影響が一番少ないですね。
マイクスタンドやブームがある場合は、マイクを口元に持ってくるのが一番ですね。

5.机上でマイクの裏側から喋ってみる

机上に三脚を使用してマイクを裏向きに設置

机と壁の反射音を抑えるために、毛布を設置しました。
裏側からの場合、高域が痩せて聞き取り難い音質になりますね。
カーディオイドですが、部屋で使用する場合はそれなりに音を拾ってしまいます。

TASCAM TM80 を使ってみて

まず初めに感じたのは、価格に対して高音質な点です。
最近は安いUSBコンデンサーマイクも販売されてますが、サウンドカードにお金が掛かっている分、TM80はマイク部にコストを割けるので高音質なのでしょう。

簡易スタンド(三脚)が付属していますが、常用するのはおすすめできません。
脚が短くバランスが悪い事、
ショックマウントを通しても、振動によるノイズが気になります。

音質に関しては癖が無いので、音声の他、アコースティック楽器の録音にも使い易いです。

ショックマウントやケーブル、スタンドが付属し安価なので、コンデンサーマイクデビューの方にもおすすめなマイクです

最後に

今回はTASCAMのコンデンサーマイク TM80をレビューしました。
ショックマウントが付属して、お手軽価格のコンデンサーマイクでした。
コンデンサーマイクデビューにもおすすめできる一本です。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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