SOUNDPEATS Engine4の特徴
同軸2DDドライバー採用
SOUNDPEATS Engine 4には同軸上に配列させた独自の全く新しいドライバー方式を採用しております。
soundpeats公式サイトより
中低音域を担当する10mmダイナミックドライバーがと高音域を担当する6mmダイナミックドライバーを独立した振動板に振り分けます。
両ドライバーが干渉せず、振動板の同期性を高め、音の歪みを抑制でき、位相特性の優れたシームレスで自然な音調表現と繊細で高い解像度を高い次元で両立しています。
LDAC対応
とうとうハイレゾ音源を伝送できるLDACに対応しました!
これが一番嬉しい方も多いのでは?
SOUNDPEATS Engine4の基本スペック
前モデルとなるEngine3seと比較してみました。
– | SOUNDPEATS Engine4 | SOUNDPEATS Engine3se |
ドライバーサイズ | 10mm+6mm | 8mm |
Bluetoothバージョン | Bluetooth 5.3 | Bluetooth 5.0 |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC | aptX-Adaptive,aptX,AAC,SBC |
防水性能 | IPX4 | IPX5 |
充電ポート | USB-C | USB-C |
最大再生時間 | 約12.5時間(ケース併用:約43時間) | 約6時間(ケース併用:約29時間) |
充電時間 | 約2時間 | 約2時間 |
重量 | 約6.5g(イヤホン片側)/約43g(ケース+イヤホン両側) | 約5g(イヤホン片側)/約49g(ケース+イヤホン両側) |
マイク | あり | あり |
操作方法 | タッチ方式 | タッチ方式 |
やはり、追加された高域用6mmドライバーと、LDAC対応が一番目を引きますよね。
もともと同軸2DDドライバーで音質に定評のあった前モデルから、どんだけ音質が向上したのかワクワクするよね。
SOUNDPEATS Engine4の外観
外箱
梱包状態
外箱にも記載がありますが、プラのブリスターパックではなく、紙素材で固定されています。
付属品
- 取説
- イヤーピース(S/M/L) ※Mは本体に装着済み
- 充電用USB-TypeCケーブル
以上が付属します。
取説は多言語対応で日本語表記もありました。
充電ケース
ケースはよくある構造ですが、デザインが目を引きますよね。
真っ黒ではなく、少し茶色が入ったような色で、前面光沢加工になっています。
光沢加工により高級感はあるのですが、手で触ると指紋で汚れるのが気になります。
底面に充電用USB-CコネクタにLEDインジケータ、ペアリング/リセットに使用するボタンがあります。
充電中は充電状態をインジケータでお知らせしてくれます。
ケースの充電が完了すると赤点灯が消灯します。
ケースを開けて本体を取り外すと、充電用の接点が見えます。
本体とケースは磁石で引き合うので「スチャッ」とケースにはまります。
本体はツルツルしていて指をかける部分が無いので、慣れるまでは取り出し難いです。
本体
本体表面はひし形のような表面加工が施されており、光沢加工と相まって高級感があります。
接点の間に左右を示すLRの表記があります。
赤青で色が分けられているので、非常に分り易いです。
上面側にはSOUNDPEATSのロゴマークがあります。
ロゴも控えめで高級感があるねぇ。
SOUNDPEATS Engine4の制御アプリについて
SoundPeatsアプリをインストールすればタッチ操作では使用できなかった機能が使えます。
アプリは↓のリンクからインストールできます。
(使用するにはユーザー登録が必要です)
- アダプティブイコライザー(聴感にもとずくイコライザー設定)
- イコライザー
- タッチ機能無効化
- マルチポイント
マルチポイントは2台の機器に同時接続が可能で、
パソコンで作業しながらスマホの通知を待つ、といった使い方が可能になります。
イコライザーはプリセットも用意されているので、好みの音質が見つかるかと思います。
イヤホンの場合、ドライバーサイズの関係で低音が弱めなので、「低音強調」を選ぶと迫力が出ておすすめです。
SOUNDPEATS Engine4の使い心地について
ケースから取り出せば、起動してペアリング完了と基本的な使い心地は他の完全ワイヤレスイヤホンと同等ですね。
操作についても左右ともにタッチ操作に対応しているので、使い心地は良好です。
タッチ操作は以下操作に対応しています。
音量 | 1タップ(左で下げる、右で上げる) |
曲送り | 1.5秒長押し(左で前曲、右で次曲) |
電話 | ダブルタップで通話/切る |
着信拒否 | 着信中に1.5秒長押し |
通話切替 | 通話中に1.5秒長押し |
ゲームモード | 左トリプルタップでモードに入る/抜ける |
音声アシスタント | 右トリプルタップで起動 |
ゲームモードは遅延が少なくなる(70ms)モードです。
ゲームモードは動画や映画なら、違和感が無くなるよ
SOUNDPEATS Engine4の総評
高音質
まず音質面で見ればコスパは凄く高いです。
特に高域は非常にクリアで、イヤホンとは思えない音質に仕上がっています。
低域はスッキリしていて全体的にはバランスよく感じます。
アクティブノイズキャンセルは非搭載
ドライバーを2系統搭載しているせいか、アクティブノイズキャンセルや外音取り込みには対応していません。
ここが選ぶポイントではないでしょうか?
コスパの良い高音質の方には、おすすめできるSOUNDPEATS Engine4。
アクティブノイズキャンセルがどうしても必要な方には選択肢には入らないでしょう。
でも、装着感が良く密閉性が高いのか、遮音性は十分に備えていますよ。
マイク付きなので、マイク音質も確認してみました。
まぁマイクは期待はしてはいけませんね。
とりあえず使えるレベルで、通話用途であれば十分です。
5段階評価
装着感 | |
音質 | |
コスト | |
使い勝手 | |
総合点 |
8000円~1万円の価格帯としては高音質なので、ノイキャンよりも音質を重視する方にとってはコスパが良くおすすめできるモデルと感じました。
まとめ
今回はSOUNDPEATS Engine4を開封レビューしてみました。
予想通りの音質で確実に進化したEngine4・・・高音質で音楽を楽しみたい方におすすめのイヤホンでした。
ぜひ一度チェックしてみてください。
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