サンワサプライ デジタル騒音計 CHE-SD1実機レビュー【配信の防音対策に手軽に騒音計測】

サンワ騒音計レビューのアイキャッチ画像
はじまに

サンワサプライの騒音計、CHE-SD1のレビューになります。

配信やボイスチャットの騒音に対応する為に、防音対策を実施するのですが、効果を検証するために騒音計を導入しました。

最初にファーストインプレッションを紹介します。

  • 安い
  • 軽くて手軽
  • 温度も表示できる
  • 聴感に近いA特性計測
  • 測定範囲の最低値が少し高め
  • ボタン操作時の音を拾ってしまう
  • 価格なりに安っぽい
目次

サンワサプライ 騒音計 CHE-SD1の基本スペック

測定範囲(騒音) 35dB~135dB
測定範囲(温度) -20℃~60℃
測定精度(騒音) ±2.0dB
測定精度(温度) ±1.5℃
分解能 温度/0.1

電源 単四乾電池×3本
バッテリー寿命 60時間

サイズ W56×D30.5×H144mm
重量 73g(電池含まず)

サンワサプライ公式サイト

サンワサプライ 騒音計 CHE-SD1の外観

外箱

透明のプラケースに封入されている
裏面にはスペックが書かれている

中身が見える透明のプラケースに入っています。

付属品

乾電池は中国製の良く解らない電池

単4電池が3本付属します。

本体

本体は白色で、ボタン周りは黒色
裏面はラベルのみ黒色

表面にボタンと液晶画面が配置されていて、
裏面に電池ボックスがあります。

操作ボタン

操作ボタンはグレーでラバー素材
またボタンの上に白色の印字有り
  • 電源ボタン
  • HOLDボタン
  • MIN/MAXボタン
  • FAST/SLOWボタン

HOLDは現在表示値で固定します。

液晶画面上部にHOLDと表示される
HOLD中

MIN/MAXは押すごとに最小値⇔最大値と切替できます。
また、長押しすることで通常モードに戻ります。

液晶画面上部にMINと表示される
MIN表示中
液晶画面上部にMAXと表示される
MAX表示中

FAST/SLOWは動特性を切り替えます。
FASTは耳の特性に合わせたもので、125ms毎に表示更新されます。
SLOWは1秒毎に平均化、表示更新されます。

FASTモード中
SLOWモード中

電池ボックス

電池は縦方向に収納する
可もなく不可もなく普通の電池ボックスです

本体裏のカバーをスライドすると電池ボックスが表れます。
単4乾電池3本で駆動します。
また電圧の低いエネループでも問題無く動作しました。

マイク

マイクの軸は銀色で先端に穴がいくつか空いている
ウィンドジャマーを取り外した状態

本体上部にマイクが配置されています。
ウィンドジャマーは引っ張るだけで外れます。

サンワサプライ 騒音計 CHE-SD1を使ってみて

手軽に計測できる!

軽いし起動も速いので、サッと計測可能です。
LCDもバックライトが常灯しているので屋外でも使えますが、日の光が直接画面に当たると流石に見難いです。

温度計の必要性?

液晶上部に小さめの温度計表示有り
液晶上部に温度計が・・・

温度計付いているのは良いのですが、必要ありますかね?
個人的には謎な機能でした。

ボタン操作音を拾ってしまう・・・

これが一番残念でした。

HOLDボタン、MIN/MAXボタンは押す機会が多いと思いますが、操作音を拾ってしまいます。
例えば、現在表示をHOLDしてメモしておきたい場合に、ボタン押すと表示値から変化してしまいます。
操作音が50db以上で計測されるので50dbよりも静かな環境では影響を受けます・・・

ボタン操作音を拾うことは想像できるんだから、ボタン操作に対する動作を少し遅くすれば対応できるのに・・・

5段階評価

頑丈さ
デザイン
コスト
使い勝手
総合点

安価なので安っぽい印象ですが、とりあえず計測したい方には精度も高いのでおすすめです。
特性は選択できませんが、聴感に近いA特性ですし。

最後に

今回はサンワサプライの騒音計、CHE-SD1を紹介しました。
最近は配信も流行っていますし、ボイスチャットもテレワークの普及で当たり前になってきました。
騒音トラブルに発展する前に、騒音計で的確な防音対策実施していきましょう。

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