サンワサプライの騒音計、CHE-SD1のレビューになります。
配信やボイスチャットの騒音に対応する為に、防音対策を実施するのですが、効果を検証するために騒音計を導入しました。
最初にファーストインプレッションを紹介します。
サンワサプライ 騒音計 CHE-SD1の基本スペック
測定範囲(騒音) 35dB~135dB
測定範囲(温度) -20℃~60℃
測定精度(騒音) ±2.0dB
測定精度(温度) ±1.5℃
分解能 温度/0.1電源 単四乾電池×3本
バッテリー寿命 60時間サイズ W56×D30.5×H144mm
サンワサプライ公式サイト
重量 73g(電池含まず)
サンワサプライ 騒音計 CHE-SD1の外観
外箱
![透明のプラケースに封入されている](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/01_box1_sanwasok.jpg)
![裏面にはスペックが書かれている](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/02_box2_sanwasok.jpg)
中身が見える透明のプラケースに入っています。
付属品
![乾電池は中国製の良く解らない電池](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/03_set_sanwasok.jpg)
単4電池が3本付属します。
本体
![本体は白色で、ボタン周りは黒色](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/04_body_sanwasok.jpg)
![裏面はラベルのみ黒色](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/05_body2_sanwasok.jpg)
表面にボタンと液晶画面が配置されていて、
裏面に電池ボックスがあります。
操作ボタン
![操作ボタンはグレーでラバー素材
またボタンの上に白色の印字有り](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/06_button_sanwasok.jpg)
- 電源ボタン
- HOLDボタン
- MIN/MAXボタン
- FAST/SLOWボタン
HOLDは現在表示値で固定します。
![液晶画面上部にHOLDと表示される](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/07_hold_sanwasok.jpg)
MIN/MAXは押すごとに最小値⇔最大値と切替できます。
また、長押しすることで通常モードに戻ります。
![液晶画面上部にMINと表示される](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/08_min_sanwasok.jpg)
![液晶画面上部にMAXと表示される](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/09_max_sanwasok.jpg)
FAST/SLOWは動特性を切り替えます。
FASTは耳の特性に合わせたもので、125ms毎に表示更新されます。
SLOWは1秒毎に平均化、表示更新されます。
![](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/10_fast_sanwasok.jpg)
![](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/11_slow_sanwasok.jpg)
電池ボックス
![電池は縦方向に収納する](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/12_bt1_sanwasok.jpg)
![可もなく不可もなく普通の電池ボックスです](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/13_bt2_sanwasok.jpg)
本体裏のカバーをスライドすると電池ボックスが表れます。
単4乾電池3本で駆動します。
また電圧の低いエネループでも問題無く動作しました。
マイク
![マイクの軸は銀色で先端に穴がいくつか空いている](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/14_mic_sanwasok.jpg)
本体上部にマイクが配置されています。
ウィンドジャマーは引っ張るだけで外れます。
サンワサプライ 騒音計 CHE-SD1を使ってみて
手軽に計測できる!
軽いし起動も速いので、サッと計測可能です。
LCDもバックライトが常灯しているので屋外でも使えますが、日の光が直接画面に当たると流石に見難いです。
温度計の必要性?
![液晶上部に小さめの温度計表示有り](https://itdtm.com/wp-content/uploads/2022/11/15_th_sanwasok.jpg)
温度計付いているのは良いのですが、必要ありますかね?
個人的には謎な機能でした。
ボタン操作音を拾ってしまう・・・
これが一番残念でした。
HOLDボタン、MIN/MAXボタンは押す機会が多いと思いますが、操作音を拾ってしまいます。
例えば、現在表示をHOLDしてメモしておきたい場合に、ボタン押すと表示値から変化してしまいます。
操作音が50db以上で計測されるので50dbよりも静かな環境では影響を受けます・・・
ボタン操作音を拾うことは想像できるんだから、ボタン操作に対する動作を少し遅くすれば対応できるのに・・・
5段階評価
頑丈さ | |
デザイン | |
コスト | |
使い勝手 | |
総合点 |
安価なので安っぽい印象ですが、とりあえず計測したい方には精度も高いのでおすすめです。
特性は選択できませんが、聴感に近いA特性ですし。
最後に
今回はサンワサプライの騒音計、CHE-SD1を紹介しました。
最近は配信も流行っていますし、ボイスチャットもテレワークの普及で当たり前になってきました。
騒音トラブルに発展する前に、騒音計で的確な防音対策実施していきましょう。
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