【QCY H3 Pro徹底レビュー】音質・ノイキャン・機能を検証!コスパは本当に高いのか?
コスパの高さで人気のQCYから登場したH3 Pro、今回はこのヘッドフォンを徹底レビューしていきます。
効果の高いアクティブノイズキャンセリングとハイレゾ音源に対応した本製品は気になっている方も多いかと思います。
QCY H3 Proを徹底的にレビューし、音質、ノイズキャンセリング性能、機能性などを紹介していくので、ぜひ最後までお付き合いください!
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QCY H3 Proのスペック
無印のH3とスペックを比較してみます。
項目 | H3 Pro | H3 |
---|---|---|
対応コーデック | LDAC/AAC/SBC | AAC/SBC |
充電端子 | USB Type-C | USB Type-C |
ドライバーサイズ | 40mm | 40mm |
重量 | 231g | 260g |
Bluetoothバージョン | 5.4 | 5.3 |
Bluetoothプロファイル | HFP/A2DP/AVRCP | HFP/A2DP/AVRCP |
バッテリー容量 | 550mAh | 500mAh |
連続使用時間 | 40時間(ANC-On) / 55時間(ANC-Off) | 最大60時間 |
ANC | 対応(-50db) | 対応(-43db) |
マルチポイント接続 | 対応 | 対応 |
旧モデルであるH3については、以下の記事でレビューしています。
QCY H3 Proの特徴
初めにQCY H3 Proの特徴を紹介していきます!
ハイレゾ音源対応
LDACに対応し、ハイレゾ音源の高解像度なサウンドを再現。細やかな音のニュアンスまで楽しむことができます。
LDACとは
LDACは、ソニーが開発した高音質Bluetoothコーデックで、従来のSBCやAACといったコーデックと比較して、より高音質な音楽伝送を可能にします。
最大990kbpsのビットレートに対応し、CD音源以上の高音質で音楽を楽しむことができます。
-50dbのハイブリッドノイズキャンセリング採用
低周波ノイズにも人の声のような高周波ノイズにも効果的で、周囲の騒音を効果的に遮断。静寂な空間で音楽に没頭できます。
その低減効果は、なんと-50db!
価格からは考えられないほど、効果の高いANCだ!
バッテリー駆動時間が長い
一回の充電で最大55時間(ANCオフ)の連続再生が可能。
まる2日は使えるわけですから、安心です!
マルチポイント接続対応
2台のBluetoothデバイスと同時に接続可能です。
PCで音楽や動画を視聴しながら、スマホの着信を待つといった使い方が可能です。
40mmダイナミックドライバー採用
大口径ドライバーを搭載し、迫力のあるサウンドを実現しています。
外観
パッケージ
技適のマークもあるので、日本国内で問題無く無線で使用できます。
付属品
- 取説
- 3.5mmステレオオーディオケーブル
- USB Type-Cケーブル(充電用)
以上が付属します。
無線接続に対応していない飛行機内でも、3.5mmのオーディオケーブルで使用できるので便利です。
本体
コントロールボタン、充電端子、オーディオケーブル接続端子は右イヤーカップに集約されています。
ボタンについては電源、音量UP/DOWN、ANC切り替えが用意されています。
ヘッドバンドの調整については、ノッチのはっきりしたバンドで左右の長さを揃えるのに便利な目盛りがあります。
本体はバックなどに収納しやすいように、折りたたむことが可能です。
音質評価
いくつかのポイントで音質を評価していきます。
総合的にH3 Proはお値段以上の音質で、多くの方が満足できる音質でした。
基本音質
クリアでフラットな音質でした。
ノイズキャンセルON時の音質
ノイズキャンセルをONしても音質変化は感じませんでした。
騒音がある環境では、基本ONで問題ありません。
音場の広さ、解像度、定位感
音場の広さ、定位感は決して高くなく並み程度です。
高域の解像度は十分有ります。
ノイズキャンセルの効果検証
アプリでノイズキャンセルの効果を変更できるので効果を確認しました。
なかでもアダプティブモードは環境に合わせて動作するので、使い勝手が良いです!
※ANCモードの変更はQCYアプリが必要になります
アダプティブ
環境音を測定して調整してくれるモード。
測定を挟むので切り替えに少し時間がかかるけど、常時聞こえるエアコンの音等は綺麗に消えます。
迷ったらアダプティブモードが一番おすすめ!
騒がしい
レベル3つ分用意されており、3つあるモードの中でもキャンセリング効果が一番弱い。
キャンセル効果が高すぎて違和感を感じる場合におすすめです。
通勤
キャンセリング効果が一番高いモードです。
特にレベル3は電車内でも音楽を楽しめるくらい、かかりが強力です。
静かな環境で使用すると、違和感を感じるくらいです。
外音取り込みモードについて
少し高域が強く癖がありますが、十分使えるレベルです。
人との会話や、インターホンを取りこぼすことが無くなります。
一人暮らしの強い味方です!
QCY H3 Proのアプリについて
QCYアプリでは先程紹介したANCモードの他、いろいろな設定の変更が可能です。
主な機能を紹介します。
- イコライザー
-
プリセットの他、自分好みに変更できるカスタムモードもあります。
- ANCモード変更
-
ノイズキャンセリングモード及び、レベルの変更が可能です。
- オーディオバランス
-
左右の音量調整が可能です。
- 物理ボタンの機能変更
-
右イヤーカップのボタンを操作した場合の機能を変更可能です。
- スリープ時間の変更
-
無操作電源オフ時間の変更が可能です。
- マルチポイント
-
マルチポイント接続する場合には、オンにする必要があります。
QCY H3 Proの使用感
装着感
良いです!
イヤーパッドとヘッドバンド部は柔らかい素材で包み込んでくれます。
また、重量が231gと軽量なため、長時間の使用でも疲れにくいヘッドフォンでした!
密閉型ヘッドフォンの宿命ともいえますが、長時間使っていると耳は蒸れますね。
(使っている季節、環境によります、乾燥する時期は気になりません)
音質
非常にクリアでフラットな音質のドライバーでした。
特に高域が刺さるということもなく、低域が籠るといったネガティブな印象は無いので多くの方が高音質と感じるでしょう!
比較的フラットな音質なので、アプリによるイコライザーでの味付けも素直で好印象です。
使い勝手
主要操作が物理ボタンで完結できることと、右側にボタン類が集約されているので使い勝手は良いです!
操作すると、現在のモードを読み上げてくれるので、間違いが無くありがたいです。
旧モデルH3と比較すると
H3 Proは正統進化したモデルと感じました!
音質はLDACに対応して、音楽再生した時点で音質向上したことを実感しました。
ANCは数値上は7dbと、より一層強力に働きます。
また外音取り込みの音は、まだ少し癖はありますがクリアな音質になっています。
これだけのスペックが向上していますが、価格についてはプラス3000円くらいですから、旧モデルと迷っている方についてはH3 Proを強くおすすめします!
旧モデルを超えるコスパです!
QCY H3 Proのレビューまとめ
今回はQCY H3 Proをレビューしました。
本レビューで、QCY H3 Proが、音質、ノイズキャンセリング効果、機能性など、多くの点で高いレベルを実現していることがお分かりいただけたと思います。
通勤、通学はもちろんですが、音質も高いので映画を楽しむのにもおすすめなヘッドフォンでした。
最後にH3 Proがおすすめできる方を紹介します。
- 高音質で音楽を楽しみたい人
- 通勤・通学中に周囲の騒音を遮りたい人
- 長時間の使用でも快適なヘッドホンを探している人
- コスパを重視したい人
QCY H3 Proは、これらのニーズを高いレベルで満たしてくれるヘッドホンでした。
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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