ALABS Iron192 USBコンデンサーマイク 実機レビュー【安価ながらもミュートスイッチも備えてる!】

iron192レビューのアイキャッチ画像
はじめに

今回の記事はALABSさんから機材提供を受けて作成しています。

ALABSのUSBコンデンサーマイク、Iron192のレビューです。

目次

Iron192の基本スペック

ダイヤフラムサイズ 14mm
最大入力音圧 36db
指向性 単一指向性
入力サンプリングレート 192kHz
ビットレート 24bit
周波数特性 20-20kHz
入力感度 -40db
インピーダンス 2.2kΩ
最大SPL 110db
SN比 94db

商品取り扱い説明書より

Iron192の外観

外箱

段ボール箱に製品名と製品イメージが印刷されている
表面
スペックと本体イメージが印刷されている
裏面

付属品

モノクロ印刷で日本語表記
取扱説明書
USBケーブルは黒色
USBケーブル
アダプターはどちらも黒色
左(TypeCアダプター)、右(ライトニングアダプター)
  • 取り扱い説明書
  • USB Type-Cケーブル
  • USB Type-A to Type-Cアダプター
  • USB Type-A to ライトニングアダプター
アダプター本体はコネクタのみで小型
左(TypeCアダプター)、右(ライトニングアダプター)
USBコネクタはUSB3.0に対応
左(TypeCアダプター)、右(ライトニングアダプター)

USB Type-A to Type-Cアダプターは主にアンドロイド端末で使用します。
Type-Cコネクタを備える端末にマイクを接続することが可能になります。

USB Type-A to ライトニングアダプターは主にiod端末で使用します。
ライトニングコネクタを備える端末にマイクを接続することが可能になります。

本体

本体は全体が黒色でロゴのみシルバー色

本体は付属の専用スタンドに接続して卓上で使用します。
また、本体下部には5/8インチネジが切られているので、マイクスタンド等で使用することも可能です。

本体正面にミュートスイッチが備わっています。
スイッチはタッチセンサーになっており、青色が非ミュート状態、赤色がミュート状態を示しています。

非ミュート状態は青色LEDが点灯する
非ミュート状態
ミュート状態は赤色LEDが点灯する
ミュート状態

裏面に入力ゲインボリュームと、モニターボリュームが備わっています。
モニターボリュームは後述するヘッドフォン端子から出力される音量を調整します。

上段がゲイン、下段が音量ボリューム
本体裏のボリューム

下部にUSBコネクタ、3.5mmヘッドフォンジャック、5/8インチネジ穴があります。

下部にはコネクタが配置されている
本体下部

本製品はPCに接続するとオーディオインターフェースと認識され、PCの音は3.5㎜ジャックから出力されます。
そうなんです。3.5mmジャックからはマイクに入力した音以外にもPCからの音も出力されます。
例えば音楽を再生すると3.5mmジャックから聞こえるのです。

Iron192の音質テスト

Iron192をPCに接続してOBSで録音しました。
Iron192は配信での使用が多いと考えられるので、キーボードのタイピングノイズについても確認してみました。

タイピングノイズは、エレコムのメカニカルキーボード「TK-G01UKBK」の左にマイクを設置し、タイピングしながらマイクテストしています。

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音質テスト
キーボードノイズ確認

次にミュートスイッチのタッチノイズを確認しました。
ゲイン100%でミュートスイッチを何回か押して(タッチ)みました。

タッチノイズ確認

結果はタッチノイズは、ほぼ入らないし、気にならないレベルですね。

Iron192を使ってみて

安価なUSBコンデンサーマイクですが、金属筐体で重量も有り高級感を感じる製品でした。

使い勝手の面では、裏面にボリューム類がまとめられているので配信中に誤って設定が変わってしまうことがありません。
正面には配信中に触るミュートスイッチだけが配置されているわけです。

音質については癖はありませんね。
以前レビューしたK669Bに非常に似ています。

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概ねフラットに感じますが、周波数特性通り、7kHz付近がプッシュされているので声がクリアに聞こえます。
K669Bと比べると、低音が少し強いですね。

まとめると、使い勝手の良い安価な配信用コンデンサーマイクを探している方におすすめできます。

では最後に5段階評価です。

音質
使い勝手
デザイン
コスト
総合点

最後に

今回はALABSのUSBコンデンサーマイク、Iron192を紹介しました。
思ってた以上の品質でびっくりしました。まだ知名度は高くありませんが、価格も安価なのでかなり売れるモデルになるかと思います。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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