Razer BlackShark V2 作業にもおすすめ! 軽量ゲーミングヘッドセット【実機レビュー】

blacksharkv2のアイキャッチ画像
はじめに

Razerのゲーミングヘッドセット Razer BlackShark V2 のレビューになります。

目次

Razer BlackShark V2の基本スペック

ヘッドフォン
周波数特性:12 Hz ~ 28 KHz
インピーダンス:32Ω@ 1 KHz
感度 (1kHz):100dBSPL/mW、1KHz
ドライバー:カスタムダイナミック 50mm ドライバー
イヤーカップ内径:65 x 40mm
接続タイプ:3.5mm
ケーブル長:1.8m
概算重量:262g

マイク
周波数特性:100Hz-10KHz
S/N 比:60dB
感度 (1kHz) -42dB V/Pa、1KHz
集音パターン:単一指向性

コネクタ
3.5mm 4極(ヘッドセット端子)
USB-TypeA(サウンドカード)

Razer公式サイト

Razer BlackShark V2の外観

本体

ヘッドセット全体、黒基調でケーブルが緑色です
全体
ヘッドパットの内側に左右を表す刻印があります。
こちらは左のL
L
ヘッドパットの内側に左右を表す刻印があります。
こちらは右のR
R

ヘッドパッドの内側に左右を表すL,Rの刻印があります。

左側にスイッチ類が集約されているため、パッと手にとった時に左右の判別が容易です。
(L,Rの刻印を確認することは、ほとんどありません)

ボリュームとミュートスイッチ
マイクを外した状態

左のイヤーカップにボリュームとマイクのミュートスイッチがあり、
ボリュームは50%の位置にクリック感があります。

写真のようにミュートスイッチが出っ張ている状態は非ミュート、押し込むとミュートされます。

またマイクは取り外し可能です。

ケーブルはSpeedFlex ケーブルという編み込みケーブルです。
非常に柔らかく、癖が付き難いので取り回しに優れます。

付属品

取説、ウェルカムカード、razerステッカー
サウンドカードはUSB-A端子、4極のヘッドセット端子を備える

取説、ウェルカムカード、ステッカー、サウンドカードが付属します。

サウンドカードはPCに接続するとRazer Synapseでイコライザー等の設定をゲーム毎に設定することが可能です。

外箱

外箱表面はヘッドセット正面の写真に商品名が印字されています
裏面には商品の特徴が印字されています。
ヘッドセットは巾着袋に入っています

ヘッドセット本体は巾着袋に収められています。

Razer BlackShark V2その他モデルについて

Razer BlackSharkは今回紹介した無印、無線のPRO、廉価版のXの3モデルで展開されています。

それぞれの大まかな差は以下の通りです。

V2V2 PROV2 X
ドライバー50mmチタン50mmチタン50mm
接続方式3.5mm,サウンドカード3.5mm,2.4GHzワイヤレス3.5mm
マイク取り外し可能取り外し可能取り外し不可
重量262g320g240g

外観はパッと見、同じように見えますがV2 Xはマイクを外すことはできません。
また、ヘッドフォンの肝となるドライバーが異なります。

V2 Xを試聴しましたが、高域がかなり弱くあまりおすすめ出来ません。
50mmチタンドライバーは弱点だった高域を改善したドライバーで、バランスが良くなっています。

Razer BlackShark V2のマイクテスト

BlackShark V2は3.5mmジャックでの接続と付属のサウンドカードを使用した接続が可能なので、双方でマイクテストしました。

3.5mmでの接続はYamahaのAG03を使用して録音しています。

音質は低域が弱いものの、高域は十分なので相手が聞き取り易い音です。
ノイズが少なく、ヘッドセットのマイクとしては高音質と言えるレベルです。
また、Razerサウンドカードを通すと高域が少し削れる印象です。

AG03に接続
付属のサウンドカードに接続

Razer BlackShark V2を使ってみた感想

側圧が弱く、クッションが柔らかいので頭の大きい私でも長時間装着しても疲労感はあまりありません。

装着感は良好ですが、イヤーカップが厚いので存在感が強く、外に付けて出掛ける勇気はありません。
屋内で使用することをおすすめします。

イヤーカップは厚いため、装着するとゴテゴテします。

外観については1万円前後のヘッドセットとしては安っぽさも無く好印象です。

音質については、バランスが非常に良いです。
イヤーカップの上にベントホールが空いていますが、蒸れ防止の他、低域の調整も行っているようです。
低域が強いモデルが多い中、すっきりした低域です。

高域もバランスが非常に良いです。
高域は少し弱めですが、キンキン響かないため長時間の視聴でも疲れることはありませんでした。

リスニング用としては迫力に欠けますが、ゲームはもちろん作業用にもおすすめです。

DTM用としても意外に使えます。
音質に癖が無く、疲れないのでおすすめ出来ます。
ただ、モニターヘッドフォンとしては高域が少し弱いので最終的な調整には向きません。

リファレンス用にホワイトノイズを再生・録音しました。

リファレンスホワイトノイズ、周波数全域でバランス良く出力されている、少し中域が弱め
リファレンス音源
ヘッドセット出力を録音した波形、1kHzと5kHz付近の出力が強い
ヘッドセット収録音

結果は1kHz、5kHz前後がプッシュされていました。
概ね耳で聞いた印象通りで、ゲーム用では足音のアタック音、ボイスチャットの声が明瞭になります。
(10kHz前後はマイクの特性です、この辺りから落ち込んできます)

最後に

Razerのゲーミングヘッドセット Razer BlackShark V2を紹介しました。
軽量で側圧も弱めなので、長時間使用しても疲労が溜まり難いヘッドセットでした。
音質は高域が少し弱めですが、全体的にはバランスの良い出音です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

コメント

コメントする

目次