今回はQCYの新しいワイヤレスヘッドフォンH3Sをレビューします!
セール時5,000円台という信じられない価格ながら、高性能なアクティブノイズキャンセリング(ANC)と高音質を実現したワイヤレスヘッドホンです。
「安すぎて不安」「本当に価格破壊レベルの性能なのか?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
本記事では、そんなあなたの疑問を解消すべく、QCY H3Sを使い込みました。
気になる音質の傾向、ANCはどこまで使えるのか、そして長時間つけても疲れない装着感はどうなのか、
購入を検討している方が知りたい情報を、忖度なしの正直レビューでお届けします。

- 魅力的な価格帯
- 価格以上のノイズキャンセリング性能
- 価格以上の音質
- 専用アプリでカスタマイズ可能
- 最大102時間再生のバッテリー
- マルチポイント接続対応
- 側圧が少し強め
- ヘッドバンド部分のデザインが独特
- 外音取り込みは使えるが音質は微妙
この記事はQCYさんから商品提供を受けて作成しています。
クーポンコードを頂いています。
Amazon、楽天のショップリンクから使用可能です。
どちらも2025年12月7日 23:59まで使用可能です。
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楽天クーポンコード:NDPL-7FQH-WLJL-1K5T
基本スペック
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| 項目 | QCY H3S |
|---|---|
| ドライバー | 400mm + 13mmダイナミック |
| 本体サイズ | 200x160x80mm |
| 重量 | 約240g |
| Bluetoothバージョン | 6.0 |
| 対応プロトコル | HFP/A2DP/AVRCP |
| バッテリー容量 | 750mAh |
| バッテリー持続時間 | 102時間(ANCoff)/58時間(ANCon) |
| ANC | 対応(-56db) |
| マルチポイント接続 | 対応 |
| ハイレゾ | 対応 |
| LDAC | 対応 |
| 色 | グレー、ブラック、ホワイト |
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パッケージ
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付属品
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本体の他に以下が付属します。
- 充電用USB-typeCケーブル
- マニュアル
本体


本体はシンプルなデザインです。
本体のほとんどはテーマカラーとなっていますが、ヘッドバンドの外側は金属のフレームがむき出しです。
このデザインは好き嫌いがわかれそうです。
H3シリーズの踏襲仕様ですが、イヤーカップ部分は折りたたむことができるので、持ち運ぶ際にコンパクトで便利です。



イヤーカップ内側に左右を示すL,Rが示されています。
左イヤーカップにはボタン類はありません。
ボタン類は右イヤーカップに集約されています。
ボタンは以下の通りです。
- ANC
- 電源(マルチファンクション)
- 音量(+,-)
- このボタンの機能は後述するアプリでカスタマイズ可能です。
右イヤーカップにはボタンの他、充電用のUSB Type-cコネクタがあります。
H3 Proとの本体比較画像を確認する


H3 Proと比較すると、Proはゴールドの加飾部品もあり高級感があります。
H3Sの見た目は廉価版のように見えます。
QCY H3Sの音質レビュー:価格を超えた実力は本当か?
そっと装着して音楽を再生する・・・価格からは想像できないほどの音質にびっくりした。
多くの方がそう思うだろう。
私はH3 Proもレビューしていたので価格帯が下となるH3Sは単なる廉価版だろうと思っていました。
みなさんもそう思うでしょう。
でも違った。明らかにH3 Proよりも音質が良い。
いい意味で裏切られました。
アプリでイコライザーも調整できますが、デフォルトの状態でいい。
若干低域が強く感じるが迫力があっていい。
LDAC設定での高域のクリア感も良い!
この音質、セール時5000円台とは思えない。
音質だけで言うなら、H3 ProよりもH3Sを強くおすすめします。

ノイズキャンセリング(ANC)機能のレビュー:本当に使えるレベルか?
-56dBのANCは数字の通り、ちゃんと機能する。
ただ-56dBは特定周波数帯域と考えられるので、56dBのホワイトノイズを流しても無音になることはありません。
ただ、ANCについてもH3 Proを超えている。
これははっきりわかります。
繰り返すようですが、セール時5000円台のヘッドフォンのANCとは思えません。
価格以上に感じるANCでした。
装着感の確認


ヘッドバンド部分は柔らかい素材なので、頭頂部へのフィット感が良いです。
頭頂部、イヤーカップ、軽量な本体のおかげで装着感が良好です。
2時間程度の映画で試してみましたが、この程度であれば疲れることはありません。
ただ側圧が少し強めです。
そのおかげか、遮音性は高く感じます。

右イヤーカップのボタン位置も操作し易く、ノールックで操作可能です。
アプリについて
QCYアプリでヘッドフォンのカスタマイズが可能です。
ステータス画面

アプリのホーム画面ではバッテリー残量が確認可能です。
サウンド画面


サウンド設定ではモード、イコライザー、ノイキャンモード、オーディオバランスが設定可能です。
ゲームモードはオーディオ、ゲーム、ムービーの3種類があります。
この中でオーディオモードでのみイコライザーの設定が可能です。
ゲームモードは無線接続での遅延が低減されるので、動画やゲームプレイで使用しましょう。
イコライザーは以下の設定が可能です。
- 空間オーディオ
- デフォルト
- ポップ
- ベース
- ロック
- ソフト
- クラシック
- カスタマイズ(32~16kHzの10バンド)
この中での私のおすすめはデフォルトです!
いじらなくても高音質・・・最高です。
ノイキャンモードは以下の設定が可能です。
- ANC(アダプティブ)
- ANC(騒がしい)
- ANC(通勤)3レベル
- 外音取り込み
- 通常(ANC Off)
この中では騒音レベルに対して調整してくれる、アダプティブANCがおすすめです。
外音取り込みは使えますが、お世辞にもクリアではありません。あくまで使えるレベルでした。
オーディオバランスは左右の音量バランスを調整可能です。
設定画面



設定の項目では、ボタンの機能変更、イヤホンを探す、ピープ音の調整、スリープ時間、接続解除後の自動電源オフ、LDAC、マルチポイントの設定が可能です。
ボタンの機能は音量の上下、マルチファンクションボタンに対して以下の変更が可能です。
- 無効
- 再生/一時停止
- 曲戻り
- 曲送り
- 音声アシスタント
- 音量+
- 音量-
- モード切替
これだけの機能ですが、ANCボタンはANCモード切替で固定されています。
ANCボタンも対応してくれたら、より便利になったと感じます。
総合評価
はっきり言おう、このヘッドフォン価格からは想像できないほどの高音質で魅力的です。
ヘッドバンド部分が少し気になるが、そんなことはどうでもよくなるほど、価格からは考えられない高音質。
ANCも対応しているし、軽量でバッテリー持ちもいいから普段使いのヘッドフォンにおすすめです。
価格も安いから、気にせず鞄に突っ込める点もいい。
ストレスフリーかつ高音質で安価、おすすめしない理由は無い。
QCY H3Sレビューのまとめ
本記事では、価格破壊のワイヤレスヘッドホン「QCY H3S」の音質、ANC性能、そして装着感について、レビューしてきました。
結論として、QCY H3Sは「予算を抑えつつ、日常の雑音から解放されたい」というあなたの願いを、非常に高いレベルで叶えてくれるヘッドホンです。
もちろん、数万円する高級機には及ばない点もありますが、この価格帯でこれほどのパフォーマンスを発揮するモデルは、他には見当たりません。
レビューを読み、ご自身の使用目的と照らし合わせて「これなら使える!」と感じたなら、迷わず試す価値があります。
というか、試してほしい。
ぜひ、この価格破壊の感動を体験してください!


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