クリップチューナーとは
とくかくコンパクトでポケットに入れて持ち出すことも可能なチューナーです。
本体にチューニング確認用の液晶があり、電池が内臓されています。
また、固定用のクリップがあり、クリップをギターのヘッドに挟んで使用します。
ペダルチューナーと違って、シールドに接続しないので音質に影響しない点もポイントです。
クリップチューナーおすすめモデル
高コスパクリップチューナー
YAMAHA YTC5
サイズ 幅56mm 高さ32mm 奥行き31mm
yamaha公式サイト
重量 28g
バックライト 有り
電池 C2032
ピッチ測定範囲 A4=440Hz
非常にシンプルな表示のチューナーです。
ギターモード等の測定モードが用意されていますが、レギューチューニングに固定されているので実質クロマチックモードでしか使わないですね。
また、ピッチはA4=440Hzで固定されており微調整は出来ません。
クリップ部が樹脂製なので耐久性も不安ですが、なんといっても価格が安いです。
定番クリップチューナーの後継機
KORG AW-4G-BK PitchCrow-G
サイズ 幅63mm 高さ56mm 奥行き25mm
korg公式サイト
重量 21g
電池 C2032
ピッチ範囲 436~445Hz
測定精度 ±0.1セント以内
クリップチューナーの定番モデルKORG AW-2の後継機になります。
ストロボモードを搭載しており±0.1セントと、レコーディングにも使用できるほど高精度です。
上記YAMAHAのモデルと違い、基準周波数も変更できるのでピアノ等に合わせることも可能です。
沢山の機能を詰め込んだせいか、小さな筐体に4つボタンを配置しているので操作性は悪いです。
高性能なのに安い!そんなモデルです。
高精度、高耐久、一押しのクリップチューナー
TC ELECTRONIC UniTune Clip
サイズ –
kikutani公式
重量 –
電池 C2032
ピッチ範囲 435~445Hz
測定精度 ±0.02セント
ストロボモードを搭載しており精度は驚きの±0.02セント!
非常にシンプルな筐体で、クリップ部は金属、可動部が少ないので高耐久です。
また、各ボタンが離れているので小さいながらも操作性が高いです。
クリップチューナーとしては少し高価ですが、メインチューナーとして運用できるのでむしろ安いです。
私も愛用している一押しクリップチューナーです。
全の弦を同時にチューニング、ポリフォニックチューナー
TC ELECTRONIC PolyTune Clip
サイズ –
kikutani公式
重量 –
電池 C2032
ピッチ範囲 435~445Hz
測定精度 ±0.02セント
上記のUniTune Clipにポリフォニックチューナー機能が搭載されているモデルになります。
ポリフォニックは多声を意味し、全ての弦をジャランと同時に鳴らすと、同時に全ての弦の状態をモニタリング出来ます。
ポリフォニックモードはチューニングがズレている弦を瞬時に把握出来ますが、結局チューニング自体は一本づつしか出来ない点は注意ですね。
ライブ等、限られた時間でチューニングする場合は重宝しますね。
値段もポリフォニックモード搭載で1000円程度しか変わらないので、ポリフォニックに魅力を感じたらこちらが良いです。
最後に
今回はおすすめのクリップチューナーを紹介しました。
昔はペダルチューナーを使用していましたが、高精度なクリップチューナーの登場で乗り換えました。
小型で持ち運びが楽なので、一度試してみて下さい。
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