TC ELECTRONIC UniTune Clip 基本スペック
電池 C2032
KIKUTANI公式サイト
ピッチ範囲 435~445Hz
測定精度 ±0.02セント
サイズ | W約59mm H約25mm D約8mm(クリップ含めた全体約27mm)(実測) |
重量 | 31g(実測) |
UniTune Clipの外装について
筐体サイズや、ボタン配置について紹介します。
前面
W約59mm H約25mm
裏面
クリップ幅 約12mm
側面
厚み 約8mm、クリップ部を含むと約27mm
Reference Toneボタンと、Displayボタンが配置されています。
逆側面にはボタンは配置されていません。
クリップ最大開きは約25mm
特殊な形状で無ければどんなギターにも取り付け可能です。
上面
電源ボタンが配置されています。
少し凸しているので、見えない状態でも手探りで操作可能です。
UniTune Clipの機能紹介
UniTune Clipに搭載されている各機能を紹介します。
基準ピッチ調整
Reference Toneを押すと基準ピッチの調整が可能になります。
Reference Tone押下後は、
基準ピッチを1Hz上げる | Reference Toneを押す |
基準ピッチを1Hz下げる | Displayを押す |
上記操作で調整可能です。
表示モード切替
Displayボタンでニードルモード⇔ストロボモードの切り替えが可能です。
ニードルモード
ニードルモードは所謂クロマチックチューナーで、チューニング精度が±0.05セントとなります。
精度は若干落ちますが、直感的、スピーディーにチューニング可能です。
ストロボモード
ストロボモードは名前の通りストロボチューナーとして動作し、チューニング精度が±0.02セントとなります。
チューニングに少し慣れが必要ですが、レコーディングでも使用できる精度でチューニング可能です。
Orientation機能
恐らくジャイロのようなモノが搭載されており、画面表示の上下方向を自動で切り替えてくれます。
ヘッドの上側、下側や、右利き用ギター、左利き用ギターでも違和感無く使用できます。
UniTune Clipの使い勝手
始めに一言で云っておくと、最高のチューナーです!
視認性
先ず、高輝度LEDで視認性が高く、真っ暗の空間でもチューニング可能です。
筐体は小さいながらも前面はほぼ液晶画面なので、立って弾いている状態でも十分視認可能です。
ストロボモードは比較的見易いので、私は常時ストロボモードで運用しています。
クロマチックモードと比べてもチューニング時間にそれほど差は有りません。
(ストロボモードに慣れている事が前提ですが)
高耐久
クリップが簡素な作りで、取り付けた後に向きを微調整することはできません。
ですが、クリップ部が金属で出来ていることも相まって壊れにくいです。
クリップチューナーはポケット等に収納する、色々な所に持ち運ぶことから、高耐久設計なUniTune Clipは好印象です。
操作性
毎回使用する電源ボタンが押しやすい位置にあること、他のボタンから離れていることから押し間違いが有りません。
使い手のことが良く考えられている設計です。
表示モードは電源OFFで記憶されているので
- 1.UniTune Clipをギターに接続
- 2.電源ボタンON
- 3.チューニング開始
行程が少なく、非常にスピーディーです。
電源OFFについても、3分間無操作で自動OFFされるので煩わしさはありません。
最後に
今回はTC ELECTRONIC UniTune Clipを紹介しました。
私は、スタジオ練習、ライブ演奏、レコーディングに使用していますが、全てにおいてストレス無く使用できます。
昔はペダルタイプのストロボチューナーを使用していましたが、手軽で高精度、更に安価なUniTune Clipに乗り換えました。
非常に便利なので一度試してみて下さい。
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