自作PCを何故作るのか?メリットについて知りたい方は「自作PCのメリットってある?~今どきのPC選択~」を参考にしてください。
自作PCに必要なもの 概要
早速自作PCに必要なもの、必要な部品・パーツを紹介していきます。
自作PCで必ず必要となるもの
- CPU
- マザーボード
- メモリ
- ストレージ(SSD,HDD)
- ケース
- 電源
状況により必要となるもの
- CPUクーラー
- グラフィックボード(GPU)
- 光学ドライブ(BD,DVD)
- PCモニター
- マウス
- キーボード
自作PCに必要なもの 詳細
ここからは、個々のパーツの詳細を解説していきます。
CPU
演算を行うパーツで、ヒトで云うと脳にあたります。
CPUのスペックが直接PCの処理速度に影響します。
基本スペックで重要なポイントはクロック数(xxGhz)とCPUコア数です。
どちらも数字が大きい程、高性能になります。
マザーボード
PCパーツを接続するメイン基板です。
マザーボードで重要となるのはチップセットになり、使用できるCPUが異なります。
また大きさの規格があり、大きく分けると、ATX(大)、Micro-ATX(中)、Mini-ITX(小)の3種類になります。
メモリ
CPUで演算した結果を一時的に保存するパーツになります。
CPUとマザーボードにより扱える規格が決まります。
規格はDDRx-xxxxやPCx-xxxxxと表現され、x部の数字が大きい程、高性能になります。
メモリのスペックは容量(xxGB)で表されます。
容量は大きい程、扱えるソフトが増えますが大きすぎても扱いきれず、所謂宝の持ち腐れ状態になります。
ストレージ
データを保存するパーツです。
大きく分けるとSSDとHDDの2種類になり、SSDは高速で高価、HDDは低速だけど安価と覚えておきましょう。
(昨今では値段差はそれほどありません)
増設や変更も簡単なので、足りないと感じたら追加・変更するとよいです。
ケース
ざっくりとした大きさの規格があり、ミニタワー、ミドルタワー、フルタワー、キューブ等があります。
選び方は少し複雑で、マザーボードが収まるケースが基準になります(規格で判断可能)。
次にGPUが収まるか・・・CPUファンが収まるか・・・と物理的大きさで絞り込んでいきます。
パーツが収まれば使えるので後は、好みのデザインで選択すればよいです。
電源
PCに接続したパーツの消費電力よりも、大きな容量の電源を選択する必要があります。
スペックはxxxW(ワット)で表現されます。
特にCPUとGPUが多くの電力を使用します。
また、高負荷状態では電力消費も増えるので少し余裕を持たせた電源が必要です。
CPUクーラー
必須のパーツではありません。
比較的高負荷で運用する場合(ゲーム用途等)、CPUの熱が問題となることがあります。
他、CPUによってはファンが付属しないモデルがあるので、その場合は必要になります。
グラフィックボード(GPU)
最近はCPU自体がGPU機能を持つモデルが販売されているので、主にゲーム用途やクリエイター向けのパーツになりました。
表示映像専用のCPUと考えてよいです。
光学ドライブ(BD,DVD)
BDやDVDを使用する予定がある方は用意しましょう。
最近はOSをUSBフラッシュからインストールすることが可能なので、光学ドライブ無しでも運用可能です。
PCモニター・マウス・キーボード
PCモニター・マウス・キーボードが無い場合は別途用意しましょう。
DTM向けのPCが作りたい方には「DTM用PC紹介【DTM用パソコンパーツの選び方】」が参考になります。
最後に
今回は自作PCに必要なものを紹介しました。
思っていたよりも必要なものは少なく感じませんでしたか?
そうです。自作PCは初めての方は難しく感じますが、とっても簡単に組み立てることが可能です。
コメント