Line6 FBV Express MK2【コンパクトフットコントローラー】機材レビュー

はじめに

今回はLine6から販売されているFBV Express MK2をレビューします。

目次

FBV Express MK2とは

Line 6 Japan
FBV EXPRESS MKII - フットコントローラー - Line 6 Japan 大舞台のパフォーマンスもしっかりこなせるタフさ、そして手荷物に納まるコンパクトさを兼ね備えた FBV Express Mk IIさえあれば、Line 6 アンプやPODに接続しなくてもハン...

Line6のアンプやPODシリーズに接続して使用するフットコントローラーです。

アンプのパッチチェンジやボリューム調整等、ギタリストの感覚で云うとエフェクターボードと同じように扱えます。

FBV Express MK2を接続して使用できるSpider Vアンプについて詳しく知りたい場合は『LINE6 Spider V120レビュー【多機能デジタルギターアンプ】』が参考になります。

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外観

前面

前面にはコントロールスイッチにペダルが配置される
状態確認用LCD有り

・フットスイッチ×4
・ボリューム/ワウペダル
・チューナー/パッチ番号LCD

必要最低限のスイッチ数でコンパクトな筐体ですが、
ペダルが配置されているので大抵のプレイに対応可能です。

上面

上面には接続端子が配置される
アンプまたはPOD接続端子にPC接続用のUSB端子有り

・USB接続端子
・アンプ/POD接続用端子

上記2つの接続端子が配置されています。
接続コードが邪魔にならないよう、コードガイドが配置されている点が便利です。

ちなみにアンプ/POD接続用端子にはLANケーブルを使用します。

背面

背面には滑り止めにゴムパッドが沢山張られている

ゴムパッドが沢山張られているので、フローリング等、つるっとした床であれば滑りません。

側面

フットスイッチは踏みやすさ向上のために段差が付けられています。
ペダルも手前に少し傾斜していて踏みやすいです。

使い方

アンプもしくはPODとLANケーブルで接続するだけです。
接続するとアンプ/PODから電源が供給されます。

Line6 Spider系アンプの場合、フットスイッチを短押しすると各パッチチェンジ、
長押しするとチューナーが起動します。

チューナー及びパッチ番号はLCDに表示されます。

電源供給するとLCD及びパッチ番号、ペダルLEDが点灯する
アンプ/PODに接続した状態
チューナーモードのLCD表示
チューナーを起動したLCD

ペダルはボリュームとワウを切り替えて使用できます。
ペダルの爪先側にスイッチが有り、爪先で強く踏み込むとボリューム⇔ワウと切り替え出来ます。

PCにFBV Express MK2を接続しFBVコントロール・ソフトウェアを使用すると、
各スイッチの機能の切り替えや、PC用のMIDIコントローラーとしても使用できます。

使い勝手

フットスイッチについて

ライブであれば4つくらいの音色切替で事足りるので十分ですね。
ただ4つあるスイッチの内、奥側(上段)2つは踏み難いです。

手前の2つは踵を付けた状態で踏むことが可能です。

奥の2つは踵を付けたままでは踏めません。
踵を付けたまま踏もうとすると、手前のスイッチが反応し別のパッチが起動してしまいます。
なので、奥2つのスイッチを踏む場合は踵を上げて爪先で踏む必要があります。

踵を付けて踏んだ場合は下段のスイッチが反応してしまう
踵を付けて踏んだ場合
踵を上げて踏めば、上段のスイッチが反応する
踵を上げて踏んだ場合

フットスイッチ(上段2つ)の踏み難いことがFBV Express MK2一番の弱点に感じます。

ペダルについて

ペダルの感触も軽くもなく、重くもなくコントロールし易いです。
ボリューム⇔ワウの切り替えは強く踏み込まないといけませんが、
曲中頻繁に切り替えることは無いのでそれほど苦になりません。
(誤動作が起こらない点が重要なので、良いことです)

最後に

今回は私が使用しているLine6 FBV Express MK2を紹介しました。
Line6のアンプでライブ演奏する場合は、フットコントローラーが必須と云えます。
FBV Express MK2を接続すれば、演奏時に必要となる操作を、足元で完結できるので非常に便利です。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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