エレキギター弦のおすすめモデル紹介

はじめに

エレキギターの弦は材質から太さ等、沢山の種類があります。
定番のモデルから、おすすめのモデルまで幅広い視点で紹介していきます。

目次

弦の太さについて

エレキギターの拡大画像

エレキギターの弦はレギュラーゲージ(.010~.046)を中心に太い弦、細い弦が存在します。
それぞれの特徴を明記します。

細い弦

弦のタッチが柔らかくなり、以下のようになります。
・フィンガリングが楽になる
・ベンド(チョーキング)が容易になる

弦を弾いた時に、大きく揺れる(振幅が大きい)ので弦がフレット等に当たり、ビビリ音が発生するリスクがあります。
また、音のハリが弱くなります(発音が鈍る印象)。

太い弦

弦のタッチが硬くなり、以下のようになります。
・フィンガリングが大変になる
・ベンド(チョーキング)時に力が必要になる

弦を弾いた時に、小さく揺れます(振幅が小さい)。
また、音のハリが強くなります(発音が鋭くなる印象)。

音質的には弦が太い方が良いと、多くの方が感じます。
ただ弦自体が硬くなるので弾き難くなっていきます。

ダウンチューニングをする場合は、弦のテンションが弱くなるので通常よりも太い弦を選択します。

弦の太さを変更する場合は、基本的にギターの仕様に合わせた太さを選択することをおすすめします。
これはナットの溝が、弦の太さに合わせて彫られている為です。

溝よりも極度に太い弦を使用すると、ナットから弦が外れるリスクが高くなります。
溝よりも極度に細い弦を使用すると、チューニングが不安定になります。

私は色々なゲージを使用した中で、(.009~.046)を選択しています(レギュラーチューニング)。
ロック奏法がメインなので、1~3弦は柔らかい弦でチョーキングが楽になるようにしています。
低音弦(4~6弦)は柔らかいとピック離れが悪くなるので、レギュラーゲージを使用しています。
こういった変則的なゲージも、商品としてラインナップされています。

弦の材質について

金属を加工している画像

エレキギター弦のポピュラーな材質は以下の通りです。

ニッケル

昔から普及している弦で、エレキギターの弦といったらニッケルといった感じで定番の材質です。
ニッケルはエレキギターらしい音が鳴ります。
ただ、短時間で音が変化していきます。
張り変えた直後は高域まで綺麗になる印象ですが、8時間程度(弾き方、環境に強く依存します)経つと徐々に高域が曇ってくる(落ちてくる)印象です。

ステンレス

ちょっとマイナーなステンレス弦です。
ニッケルよりも硬いので、音も高域が強くアタックが早い印象です。
もちろん錆び難く、ニッケルよりも耐久性が高いです。

コーティング弦

材質では無いですが、金属の弦を樹脂のような物質でコーティングした弦です。
とにかく寿命が長い弦です。

おすすめエレキギター弦

材質別におすすめのエレキギター弦を紹介します。

ニッケル

DADDARIO EXL110 XL

定番のダダリオです。
明るい音が特徴的で、ロックでは「ギャン」といったエレキギターらしい音がなります。
私も音が好きで昔は使用していましたが、今は後述するコーティング弦を使用しています。

他メリットとして、どんなお店でも置いているので調達が簡単です。
スタジオ等でも販売されているので、弦が切れてしまっても同じ弦が購入できます。

ERNIE BALL Regular Slinky

こちらも定番のアーニーボールです。
ダダリオと比べると音は大人しい感じで、ダダリオより少し柔らかく弾き易い印象です。

ダダリオと同じようにどの店舗でも扱っている定番の弦です。

ステンレス

DADDARIO EPS510 XL

ダダリオから出ているステンレス弦です。
ステンレスだけに独特な音がします。
アタックが早く聞こえるので、カッティングには良く合いますが、好き嫌いが分かれる音なのであまりおすすめしません。

お店でも比較的手に入り易い弦です。

コーティング弦

ELIXIR OPTIWEB

コーティング弦と云えばエリクサーというくらい、定番のコーティング弦です。

昔は4~6弦の巻き弦のみコーティングされていました。
その後、1~3弦も表面処理により錆び難い弦になりました。
しかし、この時代のエリクサー弦は音も若干籠っていて、通常のニッケル弦と比べると音が良いとは云えませんでした。

そして2017年に発売されたOPTIWEBはコーティング弦なのに明るい音がする万能な弦になりました!

私の一押しはOPTIWEBです。
OPTIWEB一択です。

ダダリオの張り変えた直後の音は最高ですが、その音も長続きしません。
OPTIWEBはこの明るい音を長期間保ってくれます。

値段を比べるとエリクサーの方が高いように見えますが、実際のところ凄く安いです。
感覚的ではありますが、ダダリオは1週間程度で交換していた頃、OPTIWEBでは1カ月間持ちました。
この時点でOPTIWEBが4倍の寿命となります。
さらに、1カ月で考えるとOPTIWEBは1回張り替えに対し、ダダリオは4回張り替えることになります。
弦交換に10分~15分使っているとなると・・・30分~45分も無駄な時間を使うことになります。

メリットだらけのOPTIWEB、私はこれからも使い続けるでしょう。
まだOPTIWEBを使ったことが無い方は一度試してみて下さい。

私の愛用しているOPTIWEB(.009~.046)は以下の商品です。

最後に

今回はおすすめのエレキギター弦を紹介しました。
OPTIWEBを使ったことが無い方は騙されたと思って一度試してみて下さい。
音質はもちろん、無駄に使っていた時間は練習時間に当てることも可能です。

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この記事を書いた人

IT技術者でありDTMer
EDMの作曲を始めたところ楽しさに気づき、ロック以上にハマっています。
楽器はギターを弾いており、バンドではギタリストとしても活動しています。

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