12月に発売が噂されていたIK Multimedia AmpliTube 5の発売が遂に始まりました。
お得なオーディオインターフェイスとのバンドル版が発売されます!
AmpliTubeとは
現在提供されているAmpliTube4は2015年10月29日に発売され5年経過しています。
昔からのライバルというか、同じようにステップアップしてきたGUITAR RIG 6が先に発売されているのでAmpliTubeも今年中には発売されると思っていました。
最近ではIRデータが一般的になっており、アンプシミュレーターも外部IRデータを読み込むことが当たり前になっています。
ですが、AmpliTube4は古いこともあり、外部IRには対応していなくキャビネット部分もシミュレーターのままです。
公式サイトより、体験版もダウンロード可能です。
ただ体験版としてはリリースされておらず、製品版をダウンロードしオーサライズしない状態では、機能制限版として使用できます。
ダウンロードサイズは2.4GBで、9日間試用できるようです。
AmpliTube 5の特徴・新機能

VIR(Volumetric Impulse Response)技術
スピーカーごとに600のIRデータを使用してリアルな音響を再現します。
IK Multimedia公式サイト
IRデータは、2スピーカーのモデルでは1,200、4スピーカーのモデルでは2,400に達します。
マイクの位置や種類だけでなく、スピーカーどうしの相互作用、キャビネットの箱鳴り、フロアがキャビネットに与える影響なども反映させ、忠実でリアルなサウンドを実現しています。
と膨大な量のIRデータを内包していて、公式画像を見ると今までよりも緻密な調整が可能なようです。
IRデータは143,000以上に及ぶそうです・・・・
もちろん外部IRの読み込みも可能になりました。
ユーザーインターフェイス
アナログライクなインターフェイスで、ギタリストは受け入れ易いデザインに刷新されましたね。
ただ、BiasAmpのユーザーインターフェイスにそっくりです・・・・それだけBiasAmpが優れていたのですが。
シグナルチェインを自由にカスタマイズ可能
AmpliTube4はエフェクターの接続順くらいはいじれましたが、他は制限されていました。
(信号の流れは決まっていて、間のエフェクターのON/OFFを切り替えるイメージ)
AmpliTube5では自由にシグナルチェインをカスタマイズ出来るようになりました。
新規モデリングギア
新しいエフェクター、アンプ、キャビネットは勿論のこと、既存モデルも再キャプチャーされています。
AmpliTube 5のラインナップ・価格について
・AmpliTube 5 CS
無料体験版で、扱えるギアは39種類です。
・AmpliTube 5 SE
廉価版で扱えるギアは77種類です。
・AmpliTube 5
通常版で扱えるギアは170種類です。
私はAmpliTube 4の通常版を使用していました。
・AmpliTube 5 MAX
全てのギアを収録したモデルです。
各バージョンの公式価格は以下の通りです。
通常版
AmpliTube 5 SE | 149.99ユーロ |
AmpliTube 5 | 299.99ユーロ |
AmpliTube 5 MAX | 599.99ユーロ |
アップグレード版
AmpliTube 5 SE | – |
AmpliTube 5 | 199.99ユーロ |
AmpliTube 5 MAX | 399.99ユーロ |
上記の他同社のオーディオインターフェイス、AXE I/O(もしくはSOLO)とのお得なバンドル版が発売されます。
特にギター用のオーディオインターフェイスを探している方にはぴったりなパッケージです。
AXE I/Oについて詳しく知りたい方は『AXE I/O IK Multimediaオーディオインターフェイス【機材レビュー】』にてレビューしています。
最後に
今回はIK Multimedia AmpliTube 5を紹介しました。
IK MultimediaのMODOシリーズはリアルなモデリングで好評なので、後続となるAmpliTube 5には凄く期待できます。
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